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テーマ:お勧めの一冊(464)
カテゴリ:趣味
私は活字中毒なので、常に本を持ち歩いている。とは言え、文庫本も一冊700円~1000円もする今日この頃、うかつに新品は買えやしない。
というわけで私はよくブックオフの100円コーナーをよく利用している。で先日、たまたま見つけたのが「猫物語」。 もう有名なのかも知れないけど、私はこの著者のドクター・ヘリオットという獣医さんをぜんぜん知らなくて、この本で初めて知った。 ドクター・ヘリオットはスコットランドのグラスゴー生まれの 獣医さんで、この本にはその50年に渡る獣医生活で 出会った猫の話10編が収められている。 ヘリオット先生の人柄もとても好ましく、患者(猫)の 飼い主さんもユニークな人が多くて、ヘリオット先生との やり取りもとても軽妙で楽しくなる。 中には悲しいお話もあるが、読んでいてとても癒される本で、 私のベッドサイドには聖書と並んでいつも置いてある。 私が中でも一番気に入っているのが「エミリー」というお話だ。 これはヨークシャーの田舎の牧場にイグルーを作って 住み着いた、とてもジェントルマンなホームレスの おじいさんと、その飼い猫エミリーのお話だ。 ホームレスのおじいさんとエミリーの強い絆が とても感じられ、何度読んでも飽きることがない。 猫好きな方へのお勧め本としては、 ロバート・A・ハインラインの「夏への扉」と並ぶ、 とてもお気に入りの一冊なのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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