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テーマ:映画館で観た映画(8563)
カテゴリ:映画
スランプに悩む漫画家が、ぐだぐだと毎日逃避的生活を送っている。 そこへ新人編集者がやってきて、 「あなたには彼氏も友達もいない。そんな人が心の機微を描く作品なんて描けない」 と罵倒され・・・「私にもいるよ」 子供の頃、学生時代、いつも一緒にいた女友達ふたりを思い出す。 懐かしいような切ないような、そして大切な友達。
西原理恵子原作「女の子ものがたり」の映画化。 主演の漫画家・なつみを深津絵里、それぞれ小学生時代・学生時代を 森迫永依・大後寿々花が演じている。
愛媛県の田舎で、たくさんの傷を抱えて「大人になったら不幸になる」と 信じていた少女時代。 「どこかに(自分のことを)全部好きになってくれる」人を求めて、 毎日を送る日々。 彼女たちは、決して”美しい”子供時代も学生時代も送っていないし、 たくさん嫌なこともあるけれど、いつも笑いが絶えない日々。 三人三様、みんながみんなを上手く励まし合って生きていく。
それらは決して自分と似ていないのに、なぜか似ているようで、 自分と自分の大切な友達を重ね合わせて、 様々な思いが駆け巡ります。
要領よく上手く生きていくことができなくても、 人生が重くしんどいと感じても、 いつもそばに友達がいたから、毎日が輝いていて過ごせたはず。
きゅっと心に響きます。 ぜひ大好きな女友達と一緒に観てほしい作品です。
パンフは600円。 結構読み応えありですよ。
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Last updated
2009年10月01日 01時20分26秒
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