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カテゴリ:美術館
今夜はお月見・・
久々に美しい十五夜お月様を眺めてます。 まん丸くならなかったお団子(涙) 「この世をば我が世とぞ思ふ望月のかけた ることもなしと思へば」 ふと、栄枯盛衰を思ったりする今夜です。 かなりの歳月。。京都在住中のおはなですが・・ 実は神戸生まれだったりするのです。 王子界隈は思い出深き場所。 幼き日、王子動物園or須磨の水族館(昔は水族館だった!) ほぼ毎月のように通ってたの。 今回は、その頃には無かった 『兵庫県立美術館』 を訪ねてきました。 海岸通りに面して建てられた 安藤忠雄氏設計による美しい空間美・・ 日が昇り 日が沈み 星が出るまでボーッとしてたいような空間。 コンセプトとしては 阪神・淡路大震災から得た貴重な教訓を世界共有の財産として後世に継承し、国内外の地震災害による被害軽減に貢献すること、および生命の尊さ共生の大切さを世界に発信することを目的に設立された。 だそうです(笑) 今回のおはなの目的は、 手で見る芸術・・ 特には盲目の方を意識した 美術展示会の様ですが・・ 「見えるからみえないもの 見えないからみえるもの」 普通に視覚として物を捕らえてる私たちにとっても大変興味深い物です。 今年は、 手ヂカラ 目ヂカラ 心のチカラ と題された山村幸則氏による企画の元 こんな怪しげなアイマスクを装着して・・(怪しいというより怖っ) まずは見えない状態で手探りで巨大な作品に触れながら一周する。 そして、その後アイマスクを外して作品の全容を見る。 この作品の小指付け根にあるのは ロダンの『永遠の青春』 普段なら決して触れない作品を・・ お花は知らずに舐めるようにして触りたくってしましました(汗) 裸体の男女って事はすぐにわかりました(笑) このロダンの作品の大きさが64cm×53cm×53cmと言うことから推測して頂くと この「手」の形の作品がどれほど大きな物か理解して頂けると思います。 毎年、同じコンセプトの企画展示会が開かれていると言うことなので・・ 是非来年も訪ねたいと思いました。 蛇足ですが「手」という作品の素材となってる合成皮革は神戸の代表的な産業ケミカルシューズに用いられているものです。 震災時にはこのケミカルシューズ工場のほとんどが被害に遭いました。 こういう震災からの復興劇などを巧みに芸術化しちゃうあたり・・ 神戸という町が持つエスプリを感じちゃったりもします。 さて・・・ 時間があれば王子動物園にも寄りたいなぁと思っていましたが 美術館が思いの外広く 他の展示作品も興味深い物ばかりでしたので あっと言う間に時間が過ぎてしまい・・ 幼少の頃から大好きだった スイス菓子「ハイジ」のケーキでもお土産に買って帰ろうと、 お店に立ち寄ったら・・・・ ガ~~~~~ン ・・・つぶれてました 今年に入って5億の負債を抱え自己破産したとか・・・ 手を広げすぎた? おはなのイメージ的には潰れちゃうようなお店じゃなかった・・ 何時食べても子供の頃と同じ味のチョコレートケーキ。 はぁぁ・・・ その後がっくりしながら水道筋商店街をトボトボ帰路に向かう。 他にもちょこっとした発見も在って アップしたかったけど・・ それはまた別の機会にでも・・・ はぁ・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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