秋までお別れ、、自家製スモークサーモン
自家製のスモークサーモンは、だいたい11月から3月ころまでしか作らない。なぜかというとサーモンは冷燻にかけるので煙に当てている間に30度以上になってはならないから、気温の低い季節にしか作ることが出来ない。まあ、大掛かりな設備を使えばもちろん可能なのだが、私の場合は段ボール箱を利用した簡便な仕組みで燻製を作っているので、中に氷を入れたりして温度を下げる努力はするが、どうも肌寒いくらいの季節でないとうまくいかない。魚は火が入りやすいので40度以上にあがると魚が白っぽくなってしまうのだ。 愛用のナイフ、刃渡り35センチあまり、刃幅が2センチ弱の薄刃のサーモンスライサーでこのように横に切っていく。 こんな感じに少しサラダが透けて見えるくらいに切れれば、口解けが良い。昨日今シーズン最後のスモークサーモンを仕込んだ。これが終われば、今年の11月までお別れ。代わりに4月から10月までは毎年イタリアパルマ産の生ハムをお出ししている。 桜の咲くころこのパルマ産の生ハムが届きます。