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カテゴリ:考えた
大人が捨てちゃう廃材は、
幼稚園に持っていくとクリエイティブの材料になる。 卵のパックが、タコ焼きパックになり ラップの芯が、剣になり、 こんなヤクルトの容器は、ラップの芯と組み合わせて 剣の持ち手になっていた。 そんなクリエイティブの源 とりわけ、ヤクルト容器を集めながら、思い出したことがある。 私が、幼稚園の年長の時 同じひまわり組のふみえちゃんが ヤクルト容器だけを使って、何かをつくり始めた。 たくさんのヤクルト容器が 数日かけて、1mくらいの高さのお城のようなオブジェとなった。 その制作過程で、私はふみえちゃんの助手をした。 セロテープを渡したり、ヤクルトを積み上げたり。 彼女が描く完成を、手伝うのは本当に楽しく 今振り返って、幼稚園の1番残っている思い出。 そして、自分の生き方が1つ定まったきっかけだと思う。 6歳の私が、その制作過程で感じた2つのこと。 ・ふみえちゃんの考えることは、すごい!!かなわない!! ・すごい!!のお手伝いをするのは楽しい!! クリエイティブのお手伝いをする側に魅力を感じた 最初の瞬間だと思う。 そんなわけで、ヤクルトの容器は 幼稚園のみんなの未来のきっかけになるかも!と妄想しながら 洗って、乾かして、提供している。 ふみえちゃんはそれから、小学校・中学校も一緒で、 23歳の時、 ノルウェーのSenja(センヤ)って島で鳥居を建ている友達の話を 聴かせてくれた。 地球の北のはずれに、 青と白のグラデーション(アクセントに少しピンク)の全長3.7mの鳥居。 その鳥居づくりの様子を、ドキュメンタリー映画として撮影していると。 そんなクリエーションの話に また彼女に度肝を抜かされたわけです。 そんなわけで、 今、こどもたちの大胆なクリエーションのお手伝い。 当時の私と同年代の長女。 彼女は、今、まさに作られているわけで、 そんな彼女が自由な発想で、 つくりやすいように、環境を整えたり、 面白いクリエーションを見せたり、話したりしています。 先日、映画『6歳のボクが大人になるまで』を観ました。 毎年、夏に撮影されて12年かけて、実際にボクや周りも年を重ねていく 壮大で身近なお話。 そんな映画も一緒に観たり。 ヤクルト容器が、6歳の私の生き方を決めたって話でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2015年09月21日 15時25分36秒
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