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カテゴリ:娘(小学生)の本
娘は乗馬をやっていて、馬に夢中です。
でこの本 面白かったです。かなり私には難しかったし、長かったですが、読んじゃいました。 話すことのできない馬とまだ色んなものを理解していない子どもは同じなんだな。 そんな事を考えた一冊です。また純粋に、あまりのビューティー(主人公)の不遇な運命にハラハラ・・・。きっと幸せになる、と信じて読んでいました。色んな人間が出てきます。信頼される人、愛情深い人、誠実な人、見た目を気にする人、欲深い人、利己的な人。150年経った今でも人間は何も変わっていない、という事を改めて教えてくれました。 ブラックビューティーは額に星のある美しい馬で優しい、思いやりのある飼い主に育てられていた。主人の手によって丁寧に調教され、次の主人も馬をこよなく愛する紳士であった。そこでの生活は調教師や世話をしてくれる人間たちの愛に満ち溢れ、楽しく、有意義なものだった。しかし、その幸せな生活が終わりを告げ、また新たな生活の場所に移動したブラックビューティーだったのだが、その後は住む場所が転々と変わり、とても幸福とは程遠いものになっていった。 19世紀後半のイギリスが舞台。馬が主人公であり、動物が一人称で話す、という手法を始めて取ったとされている。作者のアナ スウェルは馬が当時、人間の無理解、無知によってひどい扱われ方をされていることに心を痛めてこの本を書いた。児童文学の傑作として今尚人気の高い一冊。 愛知県立図書館にはイラストのキレイでステキな装丁の本とペーパーバックと両方あります。 名古屋市中央鶴舞図書館も所蔵しています。 Black Beautyの解説本。19世紀後半の馬に関する説明が図解されていてとても分かりやすい。乗馬の基本的な知識、馬の手入れの方法、当時の習慣などとブラックビューティーの割愛版が一緒になっているので、英語のオリジナルの前に読んでおくと理解が深まる。 愛知県立図書館・名古屋市中央鶴舞図書館所蔵 日本語版 英語版は図書館に愛知県の図書館にはありません。 今回私はオンラインの音読サービスをフル活用しました。 これは著作権の切れた作品をボランティアで音読されているサイトです。 (なので違法ではないです。) これをパソコンにダウンロードしてi-podで毎日聞きました。ボランティアの為、チャプターごとに読む人が違い、面白かった! 知りたい? マサミ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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