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October 6, 2010
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カテゴリ:英語講師として

娘のスピーチコンテストを終え、

スピーチコンテストまで

娘のスピーチの内容

憤りのスピコン

子どもを仕立てあげることが
本当に教育なのだろうか?
英語とは言語であり、
コミュニケーションではないのか。

そんな思いがぐるぐる頭の中で回転しているにも関わらず、
次の日出かけていきました。

はい、英語落語です。
大体からして、ユリちゃんはいつも怪しい情報を持ってくる。
6月、そうスピコンのエントリーと同じ頃
一本の電話
『マサミちゃん、英語落語やらない?大阪から先生呼んでいるんだけど。』

何で落語なんだー!
英語は欧米文化だろうっ!落語は日本文化で、何で落語を英語でやらなきゃいけないんだっ!
と思いながら日程も全然合わなかったので今回はお断りしたんですが、発表会?寄席?は見に行くね、と約束してあった。
ので、家族で見に行った。
ええ、私心身ともに疲れ果てていました。

池下の小さな劇場。
浴衣着てるよ、この人たち。
座布団・・・・。お囃子が聞こえてくるし。
で、まぁ、英語落語はそれはそれで楽しかったんです。
おばちゃんたちがサルとかになって、座布団の上でウキキッ。
まあ、それはいいわ。
この人たち、ドラマ(指導者向け英語演劇のワークショップ)でも、道になったり、ティーポットになったりする人たちだから、サルくらいじゃ驚かんわ。

そこに表れたのが女神のような大阪のおばちゃん
がめら先生。
『アナタに必要なのは迎合?それとも信念?』
と問われた気がしました。

がめら先生が子どもたちに英語落語のワークショップを始めます。

体が揺れない。声がまっすぐ出ている。
目が泳がない。
子どもをあれよあれよという間に巻き込んでいく。
初めて出会う子どもたちだから、すぐに何かができるわけでも
まとまるわけでもない。そんな事は経験上知っているんですが、
これ実はすごく難しいから、一目ですごい先生だと気がつく。

私はどうしても体が揺れる。
声を張り上げてしまう。
落ち着きなく目があっちこっちにウロウロ。
ましてや初めての子どもたちだと振り回されっぱなしになりがちなワタシなのです。

がめらおばちゃんが力説する。
『自分の頭で考えること』
『自分で必然を持つこと』

たまたまスピコンの話が出た。
『先生に褒められたくて子どもたちはやっているんです。』
『お母さんにしかられるから』
『先生の戦いなんです。』
『それじゃぁダメなんですよ』
もう私の目から涙があふれ出て。

大阪から来てくれた
小学3年生の”ふぁんふぁん亭魔法瓶”くんの
落語を聞く。

イキイキとした表情。
キレのいい動作。
目線。
話のテンポ。
はっきりとした英語。

動作にも目線にもちゃんと意味がありました。
言葉にも心がありました。
何より、お客さんを本当に和ませ笑わせてくれました。

前日スピコンで同じ学年の子どもたちのスピーチを聞いて、ショックを受けていた私。
あの大げさなお遊戯のような動作、張り付いた笑顔、意味の分かっていない英語の不自然さ。魔法瓶君は観客を魅了する十分なエネルギーを持っていました。

小学校3年生の男の子
『ママや先生に褒められたい』

『よっしゃ、いっちょ笑わせたるか!』

同じ英語の暗唱です。
どちらのエネルギーが子どもを支えると思いますか?
自分に与えられた課題を見つけられるのはどちらでしょうか。

どうしても大人は勝たんが為の原稿を子どもたちの年齢やレベルに合わないような単語で埋め尽くし、英語風に聞こえればそれでいいという、安易な発音指導に走ってしまう。そんな指導では子どもの底力を上げられないってどこかで分かっていても、それも経験だとついついごまかしてしまう私たち大人。
ついて来れない、覚えられない子どもを切り捨ててはいけないのに、できる子どもに目がいってしまう。
先生は生徒を選んじゃいけないんです。
生徒が先生を選ぶんです。
勘違いしちゃいけない。

それがよく分かりました。

私は子どもたちに選んでもらえる先生になれるだろうか。
子どもたちに寄り添える先生になれるだろうか。
がめら先生。すごいです。

何度も今回は泣いてしまいました。
お話を丁寧に聞いてくださったがめら先生に本当に感謝しています。
ありがとうございました。

落語、いいですね。
シンプルなスクリプト、それを膨らませ、整え、また削り・・・
自分の表現を作り上げていく。
家族でやろうかと画策中。

疲れたと言い訳をして、迎合しちゃいけないですね。
信念を曲げちゃいけないですね。
ユリちゃん、怪しげな英語落語のお誘いありがとう。
こりゃNBK立ち上げなきゃね。

本当に対照的な二日間でした。

マサミ

ブログを読んでくださった奇特なみなさん、ありがとうございます。
きっと近いうちに英語落語、名古屋でもスタートします。
現在の取り組みをお知りになりたい方は
ミクシイをご覧ください。
http://mixi.jp/view_community.pl?id=4290602











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Last updated  October 6, 2010 07:30:30 PM
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