大阪的英検問題?
ちょっと自分で笑ってしまった小ネタ。先日中学生の家庭教師で英検の問題をやっていた。こんな感じだったかな?A; Your scarf looks good on you. Was it expensive?B; No, it was on sale. It was only 200yen.だったかな?何が質問だったかも忘れちゃったけど、(問題集が手元にない!)で、この問題、なんやらおかしい・・・「そのスカーフお似合いですね」はいいとしてその後のWas it expensive とはいかに?「お高かったんじゃございません?」だとすると、200円って・・・このA とBの関係は?と話題がそれて遊んでしまった。父ちゃんと母ちゃんの会話か?父「それいいじゃない? 高かったの?」母「それがさ、セールで200円だったのよ~」か?姉妹の会話か?妹「似合ってるよー、それ高かった?」姉「ふふふ、なんとセールで200円!」なのか、と2人で盛り上がってみるしかしながらこれが他人だと、人の身に付けているものを「高かった?」とか「いくらした?」と聞くのは随分失礼な話だという話の流れで、だとすると、これはきっと大阪人の会話に違いないA; 「自分 そのスカーフむっちゃ似合うてんなぁ」 「高かったんちゃうの?」B; 「ちゃうねん、これセールでな、200円やってん」というのが一番しっくりくる。大阪人なら「安い」「お得」が会話にでてもおかしくないのではないか。この場合だとexpensiveに対応する反対語はリーズナブルreasonableになる。そー、ヨーコ(関西人)の大好きな「いい物をお安く」である。決してチープ cheap であってはいけないのだ。名古屋の人はクオリティーに関係なくexpensiveが好きな見栄張りで、大阪の人はreasonableが好きで、という事から、reasonable とcheapの違いの話になった。reasonable はreason 理由のある、ってことから「納得のできる」という意味が含まれるようは「お値打ち」ってこと。お値打ち感が大事なこの英検の問題は大阪人の会話である、との意見でまとまった。追伸 こんな先生で英検を通らせることができるのでしょうか? ヨーコさんネイティブチェックお願いします。