今日のユーミン
NHKでユーミンのデビューから軌跡を追った、ドキュメンタリー番組を見た。やっぱりユーミンは、素敵ですね(^^)リゾートについて、ユーミンが語っていたんだけど、リゾートとは、特別な場所に行って楽しんだり、贅沢をすることではなくて、個々人の心の問題だと語っていた。たとえ家の中でじっとしていて、お茶を飲んでるだけでも楽しければ、その場がその人にとってのリゾートになる、ということなのでしょうか?なるほどね~って思いました。多分、数年前の自分だったら、理解できなかったと思う(^_^;)以前、私は何か特別なことをしていないと、自分が自分でなくなるような気がしていたものです。学校の授業中、椅子にじーっと座ってるのも、時間が無駄だな~と思ってました(^_^;)とにかく、あちこちに行くのが好きだった。だから、近所のたこ焼き屋さんのおじちゃんが、毎日毎日、同じようにたこ焼きを作って、「この人、毎日同じこと繰り返して、飽きないのかな?」と、失礼ながら思っていたのでした。とにかく、変化のある仕事がいいな~と思っていた。今でもあちこちに遊びに行ったり、色々な物を見物したり鑑賞するのは好きだし、自分の知らない環境に行って生活したり、刺激を受けるのは、好き!だから、色々な人と触れ合えて、毎日、いろんな出会いや事件の起こる、福祉の仕事は、私にとって魅力的だったりする。しかし、ここ2年ほど毎週、長崎~福岡を往復するという、変化の激しい生活を送ってみて、変化続きの生活も、結構疲れるものなんだな~と気付いたのでした。小さい頃は、天神に出かけるのでさえ、すごく遠くに冒険するような感じがして、ワクワクしてたのに、大人になって、当たり前になってしまうと、大したことがないというか…むしろ、家で紅茶を飲んでくつろいだり、家の中でじーっと音楽を聴いたり、読書をしたり、誰かとゆっくりお喋りしたりするような、平凡な日常が、私にとっては平凡じゃなくて、新鮮に思えました。インドア派って、退屈だと思ってたけど、実は、贅沢なんだな~と。リゾートとは、別に特別なことをすることじゃなくて、平凡な毎日の中で、いかに感動出来るかなのでは?と、最近思ったりしている。普通の日常の中で、より多く感動を発見できる人は、お金をかけてリゾート地などに行かなくても、安上がりで幸せかもです(笑)あと、老人ホームに入居されてる入居者を見ていると、楽しそうに過ごす人と、不幸そうに過ごす人がいる。楽しそうに過ごせる人は、平凡な毎日の中で、小さなことでも感動できる人なんですね。だから、冒険だけ追い求めて、変化にしか感動できない自分は、このままだと、不幸な老人になりそうだな~と思ったのでした。平凡な日常生活の中で感動できる人が、最後は幸せに死んでいくんだな…と。何に対しても、感動できるような、感受性豊かな人間でいられたらいいな~と、今日のユーミンを見ていて思いました。とは言え、まだまだ、色々な美味しいものを食べて、いろんなところに出かけて、より多く特別なことを味わっておきたいです(^^)んー、基本的な性格は、なかなか変えられませんね(^_^;)