アイデアスイスイ
まとまったアイデアをスイスイ出したい時(ひとりブレーンストーミングとでもいいましょうか)の私の必需品は、A4再生紙の束と0,9ミリ芯のシャープペンシルだ。とにかく両方豪快に使う。まず、字は大きく書くのが好きなので、罫線がない普通の紙は字をここに書かなきゃっていう精神的な圧力が無いのが自由でいい。罫線があるところに書くと、思わず、字の綺麗さとか配置の美しさに、知らぬ間に気を使ってる自分が、制限を受けてるようでもったいない感じだ。そして、バババっとキーワードを書いたあと、所狭しとランダムな場所に注釈や、追加を吹き出しみたいに付けていき、訂正はぐちゃぐちゃと塗り潰し(消しゴムなんて使いません)、A4紙のおもて面に書き殴ったら、続きは裏面を使わずに2枚目の紙だ。アイデアがスイスイ湧いてくるときは、そのスピード感、テンションの高さを落としてはいけない。(私の場合ですよ)そういう時は、普段の0,5ミリ芯の上品なシャーペンよりも、断然0,9ミリだ。0,9ミリの太めの芯が、書き応えがあって、字が滑らかに滑る。アイデアの出るスピードをスイスイ書き写していくスピードと同じような。スイスイという音楽的な響きもサブリミナル効果になるのか、またスイスイと付け足す言葉が浮かんでくる。ボールペンだったら、ビックの太字の100円ボールペンか、モンブランの太字用のがスイスイ紙にのって書いてて楽しい。とにかく、私にとって、快適なアイデアが出せるのは1、制限が無いこと。2、ストレスがないこと。(1、2ともに同じ意味であるようなところがいかにも我侭だ(笑))なんだなーと感じた、今日の企画書作りのでした(笑)。注釈(私の場合)★ノートではなくバラバラの紙というのがポイントです。理由→重たいのが嫌いだから。ぐちゃぐちゃに書いた跡をノートが終わるまでの期間、何度も目にしたくないから。無地のノートでも、綴じ目とか裏とか表とか制限があると、ちょっとした圧力感を感じてしまう、繊細な私です。★バラバラに書いた紙は並べて確認後、訂正を入れてパソコンに打ち込みます。理由→最終的には理路整然としていた方が美しくて気分がいいから。★書いた紙は惜しげも無く捨てます。理由→どうせ捨てるものなんだーという気分が、「なんでも書いていい」という気分を盛り上げて、自分の中のきちんとしなくちゃ!という制限をとっぱらい、アイデアがスイスイ湧きやすい精神的環境を作るから。★0,9ミリのシャーペンはあんまり売ってないようですが、私は大好き。できればB、HBが望ましい。理由→ハイテンションの頭の状態で思わず力が入ってしまう筆圧に、細い芯は耐えれず、途中でポキポキ折れてしまい、そこで作業が中断するとアイデアも中断しがち。太い芯は折れずに力強く書くことができる。太い芯で書く字は、上手い下手だがわかりにくく、誰でも味がある字のように見えて、書いてる自分も下手だなーなんて思わなくて済む(笑)。と、ここまで書いて・・・自分の精神上の自由さを確保するための合理性を追及したいタイプなんだなーってよくわかる気がして、今回のこと新たな気付きです。しかし、道具へのつまんない(大いなる!?)こだわりって、みんなそれぞれあるんですよねー。それぞれが自分の考え方、行動様式の違いを表して経験上選んでると思うととても楽しいものです。いろんな人の道具選びから、その人の考え方への興味がわくってもんですね(^-^)v