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カテゴリ:ココロに思うこと
とぼとぼと歩いているこの身は、どういうわけだか身体の中心を通る軸にたいして右に半分だけズレている、そんな錯覚を持ってしまったりするときがあります。
そんな右半分ずれた自分は、自分の感情や周りを取り囲む環境にとても敏感であるらしく、 ともすれば、感情の渦に引き込まれて現実歩いている僕を、たやすくそっちにひっぱって行ってしまおうとしたりするのです。 多分それは いつでも甘美な、独りよがりな沼の中ににぬるりとはまり込んでいきたい半身 感傷的で郷愁に満ちた風の調べにのって、どこまでも運ばれていきたい半身 現実逃避 独善的世界 自分の足元の頼りなさを恥じ、いっそ清流にのっていくかお風呂の渦に引き込まれたいなぁ、とか思ったり。 そんな不甲斐ない、けれどもおそらくは一生ひきはがせない愛すべき我が半身を、日々自分の方に頑張って引き寄せながら歩いているのであります。 離してしまえば楽だけど、半分になってしまった自分は歩きづらい。 散歩で先に行こうとはやる気持ちを抑えられない犬を、しっかり紐を引きながら、足取りしっかり歩いていく、そんな感じであります。 おかげで歩みはカメよりものろく、当たり前ながらウサギよりものろい。 それゆえ多くのものを見落とさないですむんだと信じながら。 意味なき独白かな。 春ですしね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 6, 2006 01:37:16 AM
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