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テーマ:モータースポーツ(1598)
カテゴリ:カーレース
フォーミュラE 参戦初日を迎えた 小林可夢偉選手。
朝7時!!から始まったフリー走行。フリー走行1回目は18番手。フリー走行2回目は14番手。マシンに慣れるに従い順位を上げる。 予選は第2グループ。13番手のタイムをマークする。 「朝、走り出したときは“えらいオファーを受けてしまった”と(笑)。ブレーキバランスが10パーセントくらいおかしくて『これは難しいな』と思っていたら、バランスを戻したら普通に走るようになった。レーシングカーで10パーセントはえらい違いですからね」とその時の心境を語る。 第1戦決勝スタート 「左側(イン側)のグリッドは路面のラバーがなくて滑るので遅かった。右側がレコードラインなのですごくグリップする。ラインを外れると、全然、グリップしなかった」と可夢偉。 順位をふたつ下げて16番手となると、そこでアンドレ・ロッテラーのターン4の立ち往生で赤旗中断。 レース再開後も、可夢偉のペースは一向に上ってこない。 関連記事へ
今回のドライバー全員が訴えているトラブルが可夢偉にも。 「スタート前から無線がおかしくなって『走ったら聞こえる』と言われたんですけど、走ったらたまに聞こえるんですけど、ほぼ聞こえませんでした」と話した。 「リメイニングを変えないといけないんですけど、その情報もチームから届かなくて、ずっと違うターゲットで走っていました。他の人より2周くらい多いレースの設定で走っていた」 ピットから指示を待つ可夢偉にとって、無線のトラブルは、ルーキーの可夢偉にはマイナス材料となった。 「最後、バッテリーがたくさん余って、残り5周くらいでチームから『全開で行っていいよ』と。そのときにベストタイムをマークしましたが、それでも最後はバッテリーが余っていました。結局、どれだけの周回行けたんだというレベルの話です。実際、そこらへんはもう少し経験があると対処できたと思うんですけど、モニターに表示されている指示どおりに走ったらバッテリーが腐るほど余ってしまいました」 全体の29%という投票数(2位が13パーセント)で獲得したファンブーストも、残念ながら可夢偉は使うことがなかった。 「ファンブーストに選ばれたこともレース中は知らなかった。あの展開なら使う場面もなかったのですけど、ファンブーストの前に、きちんとエネルギーを使えという話ですよね。経験がなくて初めて走るのに無線が壊れて動いていないと、こういう結果になるのは仕方ないですね」 フォーミュラEはレース以外でもいろいろとイベントが多く、その忙しさにも可夢偉は驚く。 「朝ご飯もそうですけど、お昼もご飯を食べれませんでした。朝、5時に起きて6時集合ですからね。ミーティングがあって、エモーションに行って、そのあとフォトグラフセッションとか行っていたら『あと10分でクルマに乗り込まないと』と言われて、もうヤバイですよ」 翌日も同じワンデー開催となる大会2日目があるにもかかわらず、決勝後も21時までスポンサーとの会食が。 「何かよく分からないですけど、上手く使われているなという感じはします。明日のスケジュールまで頭が回っていないです。そんなに余裕ないです。ヤバイっす。ホンマにヤバイっすよ。ナメていましたね。ホント。ちょっと働き過ぎじゃないかなと思います。こんなにドライバーを働かせるイベント、ないですよ」と、正直に話した。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.12.07 00:38:37
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