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テーマ:モータースポーツ(1598)
カテゴリ:インディ
スタート直後に中団グループで4台以上が絡むアクシデントがあり、ポイントリーダーのスコット・ディクソン(Chip Ganassi Racing)が巻き込まれ、マシンへのダメージこそ小さかったが、最後尾まで順位を下げた。しかし、その後すぐにチャンピオン争いをしているウィル・パワー(Team Penske)が単独アクシデントを起こすなど、レースは波乱の展開が続いた。 佐藤琢磨(Rahal Letterman Lanigan Racing)は最初のフルコースコーション中に燃料を補給し、燃費セーブを強く意識した走りで上位を目指し、105周のレースの71周目にトップに立った。そのままトップグループに残ることができた佐藤琢磨は、最後のピットストップを行ったあとにピットタイミングを違えた作戦のマックス・チルトン(Carlin)の後ろの2番手にいったんは下がったが、チルトンが給油のためにピットへと消えるとトップに戻り、その後はライアン・ハンターレイ(Andretti Autosport)とバトル。プッシュトゥパスを巧みに使いながらハンターレイとのリードを1秒程度に保ち、ミスなく走り続けてチェッカーフラッグを受けた。佐藤琢磨にとって今シーズン初勝利、キャリア3勝目、常設ロードコースでの初勝利が記録された。 2位はハンターレイ、3位はセバスチャン・ブルデー(Dale Coyne Racing with Vasser/Sullivan)でホンダは今シーズン10勝目を1-2-3フィニッシュの表彰台独占で飾った。 佐藤琢磨は「予選は確かに順位は良くなかったんだけど、予選はまるでレースカーのようないい動きだったので、今日は予選のまんまでほとんど変えませんでした」 「20番手といってもトップから数秒しか離れていないので、チャンスはあると思ってましたし、今日は2ストップで行けるというのはわかっていたので、1周目から燃料をセーブして、セントルイスではうまくいかなったけど、今回はイエローもうまく入ったし、戦略もよかったし、なにしろ、ピットストップも速かったし、1度前に出てからはレースをコントロールできたので非常にやりやすかったです」 「最後、(ライアン・ハンターレイに)後ろコンマ5秒まで迫られたけど、彼が来るのはわかっていたし、プッシュ・トゥ・パスをうまく使いながら、なんとか1秒間くらいのギャップを保ってたので、それによって最後の数周は非常に緊張感のあるバトルだったと思うけど、楽しめたと思います」とコメント。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.09.03 23:51:38
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