【インディーカー】”インディーに興味がある” 小林可夢偉
すでに34歳となった小林可夢偉。彼が 雑誌のインタビューの中で インディカーの参戦に興味は?と訊かれて「勿論です。挑戦してみたいですね」と答えた。インディーカーは スーパーフォーミュラーSF19と同じダラーラ製のシャシーを使用している。可夢偉はその点に触れて「重量、タイヤ、エンジンは異なりますが、もちろん、ダラーラがシャシーをどのように製造しているかは知っているので、かなり自信があります」と話す。「今 SFやWECはトヨタで戦っています。そのスケジュールが空いていれば、IMSAでキャデラックに乗ったように、チャンスがあれば、戦ってみたいシリースです。インディカーは本当に巨大なレースシリーズなので、参加できればとても興奮すると思います。良いドライバーがたくさんいます。間違いなく、非常に競争の激しいチャンピオンシップです。琢磨選手が日本人の夢だったメジャーレース インディー500制覇を二度もおこないました。一貴選手がルマン24時間 3連覇を間近で見せられたことで、メジャーレースのタイトルが欲しくなりました」と前向きな言葉を口にした。可夢偉は、トヨタで元インディカー・ドライバーのマイク・コンウェイと一緒にドライブしており、デイトナ24時間レースでは、インディカーチャンピオンのスコット・ディクソン、シモン・パジェノーとも走っている。「スコットとは去年一緒に走りました。彼が何回優勝したかはわかりませんが…彼がパフォーマンスを失っているとは感じません。彼は改善しています」と小林可夢偉は付け加えた。「そうですね。僕はオープンホイールの大ファンですし、インディカーは良い機会になるでしょう。多くのチャンピオンシップから多くのドライバーが参加しています。僕はF3、フォーミュラ・ルノー、GP2、スーパーフォーミュラ、F1で多くの経験を積んでいます。インディカーが最新のものになるかもしれませんね」「実現するためには、勝てるチームを選ぶことが重要。また使用するパワーユニットの問題もある。セバスチャン(ブエミ)のように WECがトヨタ フォーミュラEは日産のように個別の契約を結べれば良いけどね」