|
テーマ:バイクレース(574)
カテゴリ:WSBK
スーパーバイク世界選手権(SBK)に出場しているカワサキ・レーシングチーム・ワールドSBKは、レオン・ハスラムと今シーズン限りで契約を終了すると発表した。 『ロケット・ロン』の愛称で知られるロン・ハスラムを父に持つイギリス人ライダーのレオン・ハスラム。2009年から2015年までSBKにフル参戦した経験を持っており、2010年にはスズキのマシンを駆り年間ランキング2位を獲得した。 2016年からはブリティッシュスーパーバイク選手権(BSB)に復帰し、JG・スピードフィット・カワサキから参戦。2018年シーズンは、メインの9ラウンド19レース中12勝、後半のショーダウンでは7レース中3勝と好成績を残しチャンピオンを獲得した。 2019年シーズンからはカワサキを離脱したトム・サイクスの後任となり、チャンピオンチームであるカワサキ・レーシングチーム・ワールドSBKからジョナサン・レイのチームメイトとしてSBKに復帰。 今シーズンは、第11戦フランスラウンド終了時点で未勝利、3位表彰台は6度獲得し、ランキングはチームメイトのレイに倍以上のポイント差をつけられ6位につけている。 また、鈴鹿8時間耐久ロードレースにも出場し、Kawasaki Racing Team Suzuka 8Hで優勝を飾っている。そんなハスラムが、2019年シーズン限りでカワサキ・レーシングチーム・ワールドSBKから去ることになった。 カワサキ・レーシングチーム・ワールドSBKで5連覇を達成したレイは、サイクス、ハスラムとここ2年チームメイトがかわったが、2020年シーズンはどのライダーと過ごすのか注目だ。 チームマネージャーを務めるギム・ロダは、「KRTと川崎重工は、トム・サイクスと9年間を過ごし、その後チームにレオンを迎え入れた。これは彼がSBKのパドックで経験を取り戻す理想的な機会であり、BSBでタイトルを獲得したり、鈴鹿8耐で成功を収めた彼にとっての刺激にもなった」と今シーズン、ハスラムを起用した経緯を説明。 「2019年の主な目標は、レオンがKRTの仕事のやり方を経験し、鈴鹿で戦うことを目標にして、彼のレースのリズムとパフォーマンスを新たなレベルに引き上げることだった」 「25年間未勝利のカワサキが、ジョナサン・レイとともに2019年の鈴鹿8耐で優勝したことは、SBKにおいて表彰台獲得を含むトップ5フィニッシュの常連であることと並び素晴らしい成果だった」 「3年間SBKから離れていたにも関わらず、これらの成果をあげられたことは、レオンのライダーとしてのスキルの証だ。今年は怪我に耐えていたので、彼のスキルは発揮されず、成功することを渇望していた」 「レオンが2020年もカワサキファミリーとしてチームに残り、ファクトリー仕様のニンジャZX-10RRを駆ったKRTでの経験を活かして、もう一度鈴鹿8耐で戦うだけでなく、もっと成功を収めてほしいというのが私の願いだ。KRTの全員がレオンの将来がうまくいくよう願っている」
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.10.08 20:18:56
コメント(0) | コメントを書く
[WSBK] カテゴリの最新記事
|