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2021.10.26
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カテゴリ:モータースポーツ
2021/10/25は、日本のモータースポーツの忘れられない日になった。
全日本スーパーフォーミュラ選手権を開催する(株)日本レースプロモーション(JRP)は、Hondaウエルカムプラザ青山で『SUPER FORMULA NEXT 50(SF NEXT 50)』のプロジェクト発表会を行った。


1973年に始められた『全日本F2000選手権(F2000)』。国内フォーミュラカーレースのトップカテゴリーとしてF2、F3000、フォーミュラ・ニッポンと移り、現行のスーパーフォーミュラとなり、2022年に50年の半世紀を迎える。
50年を迎えるにあたり、JRPとホンダ/トヨタを中心にしたパートナーシップの下で“次の50年”に向けたプロジェクトとして『SF NEXT 50(スーパーフォーミュラ・ネクストゴー)』を始めることとなった。
いま、自動車業界やモータースポーツ業界はSDGs(持続可能な開発目標)やカーボンニュートラル等の社会環境の変化、新型コロナウイルスの影響によって大きな転換点を迎えている。そのなかで、JRPは『SF NEXT 50』プロジェクトを通じて現状の社会環境に真摯に向き合い、50年間培ってきた「速さへの憧れ」、「競うことの楽しさ」、「勝つことの喜び」といったトップフォーミュラが持つ魅力をさらに発展させると同時に、これからの社会において必要とされるモータースポーツを目指し、『ドライバーファースト』『技術開発』『デジタルシフト』の3ビジョンからなる、さまざまな取り組みを進めていくとした。
プロジェクトではまず、ひとつ目にして最大のビジョンとして『ドライバーズファースト』と題し、世界で通用するドライバーを輩出することと、“アジアを代表するフォーミュラカーレース”となることを目指していく。

さらにその価値を向上し、世界中のレーシングドライバーが参戦したくなる、また世界中の子どもたちに憧れられることを目指して、世界最高レベルのレースで、世界中のモータースポーツファンの共感・応援が得られるよう、2022年から段階的に情報発信の在り方やサーキットの楽しみ方等を、進化させるという。
2022年から一部大会で『土日2レース制』が導入されるなど、参戦するドライバーの活躍の場、ファンの方々の応援の場を広げる取り組みも順次進められる。
これまでクルマの進化とともに歩んできたモータースポーツは、速さを追求することで、エンジンやタイヤなどの技術開発に貢献してきた。しかし、近年の脱炭素社会に向けた世界規模での環境変化により、これまでのクルマの進化とはまったく異なる新しい技術開発が必要となっている。
また、デジタルコンテンツの競合がひしめく現代社会において、JRPはエンターテインメントとしてその価値を飛躍的に向上し、広く世界にアピールしていく必要があると考えている。そのプロセスを逐次公開することで、今後の社会に必要とされるモータースポーツの在り方を探っていくようだ。
さらに、ホンダとトヨタの両自動車メーカーとともに、パワートレイン、シャシー、タイヤ、素材、燃料等のあらゆる面で、市販車両も含めたカーボンニュートラルの実験場にすることで、将来にむけた技術開発につなげていくことも明らかにされた。



このプロジェクトではスーパーGTとも連携した新燃料となる『カーボンニュートラル・フューエル』、シャシーにはバイオコンポジットと呼ばれる植物由来の天然素材を導入するなど、2022年からテストが開始される予定だ。その他のアイテムについても順次開発とテストを重ねていくという。



個人的な意見だが、知名度を上げるにはF1日本グランプリでデモランを行うとか、セパン等でテスト行うとか、どうだろうか?
またホンダが今のF1パワーユニットを何らかの形でSFに引き継いでほしいという気持ちもある





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Last updated  2021.10.26 21:46:07
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