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テーマ:世界耐久選手権(WEC)(16)
カテゴリ:WEC
ルマン24時間 3連覇。2018-19 WECチャンピオン。
セバスチャン・ブエミ、フェルナンド・アロンソと共にFIAの殿堂入りを果たした、日本を代表するレーシングドライバー 中嶋一貴選手。 今シーズンをもってWECのレギュラードライバーを勇退することとなった。 中嶋一貴選手は2012年にWEC初出場を果たして以来、特にル・マン24時間レースで目覚ましい活躍を見せた。 2014年、トヨタのハイブリッド車両で初、そして、日本人としても初となるル・マンでのポールポジションを彼のアタックで獲得。 決勝レースでは、首位を独走しながらも、中嶋一貴がドライブしていた深夜にトラブルでリタイア。 また、2016年には首位快走中、24時間チェッカーまであと1周というところで『ノーパワー』の有名なフレーズを残し、メインスタンド前でストップという衝撃的な結末を迎えたTS050 HYBRID 5号車のステアリングを握っていた。 こうしたル・マンでの困難なレースを経て2018年、中嶋一貴選手はついに悲願のル・マン24時間レーストップチェッカーを自身のドライブで迎え、そして、2019年、2020年と3年連続ル・マン制覇を果たした。 本人コメント: 「トヨタ WECチームのドライバーとして9シーズンを戦って来られたことは本当に光栄ですし、才能と情熱に溢れる、献身的な多くの仲間とともに数々のレースに勝ち、タイトルを獲得、ル・マンを制することができたのは幸運だったと思います。トヨタ WECチームと10年間にわたってレースを戦ってこられたことに、本当に感謝しています。辛い時も、楽しかった時も家族のように過ごして来たチームとは多くの忘れ難い想い出があり、これからもずっと、TGR WECチームの一員だと思っています。耐久レースも新たな時代に突入することになり、来年以降、多くのハイパーカーメーカーが参入してきます。と同時に私自身も新たな道を歩み始めることになります。これからもできる限りチームへのサポートは続けるつもりですし、さらにエキサイティングになる、耐久レース新時代が楽しみです」 尚、2022年シーズンのドライバーラインナップについては、数週間以内に追って発表される予定となっている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.11.03 20:27:33
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