|
テーマ:風水について(4237)
カテゴリ:風水 インテリア
今日2月8日は事始め
事始めとは、正月のことを始める日、つまりお正月を迎える準備を始める日のことで、以前は門松やお雑煮を炊くための薪などを、山へ取りに行く習慣があったようです。 インドやアラビア、そして中国の天文学に共通した二十八宿(にじゅうはっしゅく)から発祥したもので、旧暦の12月13日は「鬼」となっていて、婚礼以外はすべてが吉とされていることから、『正月の年神様を迎える日にふさわしい』として、この日に設定されました。 中国では、旧暦の8月15日には月餅という餡や卵の黄身が入った菓子を、韓国でもお中元やお歳暮に似た習慣があり、旧暦8月15日と旧正月に肉類や調味料などを贈るようです。 ミャンマーでは10月にお世話になった人に食料品やロンジーという民族衣装を贈ります。 毎年12月13日におこなわれる「事始め」とは、祇園のお茶屋の伝統行事です。芸妓さんや舞妓さんが普段、舞などを教えてもらっている師匠を訪ね、今年一年間お世話になったことを感謝し、翌年の挨拶をします。芸妓さんや舞妓さんは師匠に鏡餅を寄贈し、師匠は舞扇を手渡し、一年の苦労をねぎらいます。 落語界では、以前は噺家も小さな鏡餅を持って師匠のお宅に行ったそうですが、今は師匠側が大きな鏡餅をあらかじめ用意しているそうです。 米朝一門は全員がネクタイを締めた正装で集合し、代表して筆頭のざこばさんが 「今年もお世話になりました」 という挨拶をし、続いて師匠・米朝さんが 「来年もおきばりやす」 と答えて、あとは飲めや歌えの大騒ぎになるということです。 事始めが噺家にとってのお正月であるのならば、本当のお正月はなにもないのか、というとそうでもないようです。 元日のお昼からやはり師匠のお宅へ伺って、新年の言祝ぎをしたあと、飲めや歌えの大騒ぎ。 事始めと違うところは、ほかの一門や家族も参加するので、その賑わいたるや天地もひっくり返るほど、だということです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年02月08日 18時19分37秒
コメント(0) | コメントを書く
[風水 インテリア] カテゴリの最新記事
|
|