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February 18, 2009
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カテゴリ:自作真空管アンプ
2/7の5A6ヘッドフォン・アンプの日記で、
現在進行形の6922ヘッドフォン・アンプの回路が決まっていると書いたが、
マジで決まっている(笑)
回路図を待ちわびていた方もいることだろう、いきなりupだ。


6922HPA-2-1.jpg


6922の単段差動回路で、共通カソードの電流はウィルソン型定電流回路
強力に引き込んでいる。
LM317といったICを使わず、あえてディスクリートで組むのがバッカス流。
定電流回路の基準電圧にはバンドキャップ・リファレンスではなく、
ニッケル・水素蓄電池を利用している。
この基準電圧のノイズは、定電流回路のノイズに直結するのでキモでもある。
電池バイアスは今まで実践したことが無かったので、試しにチャレンジしてみた。
電池はノイズ発生しないからな、究極とでも言えよう。
ただこの電池にあまり大きな電流を流して、化学反応を促進してはならない
充電によって徐々に起電力が上昇し、共通カソード電流も上昇してしまう。
容量1000mAhの蓄電池なら、1mA前後が良いだろう。
この値は手持ちの蓄電池に対して、予備実験で確認した。
当然電池が異なれば、バイアス(充電)電流の最適値も変わってくる。
定電流制御と誤差増幅のトランジスタは、共にhfeの高いものを用意した。
誤差増幅にはスーパーβトランジスタ、制御にはhfe500のものを。
6922のヒーター・ウォームアップ時に共通カソードがどの位まで上昇するか解らないので、
定電流回路のトランジスタの耐圧は50Vのを用意した。
これは実機にて確認してみる。

回路図には記載が無いが、
6922のペアリングがどうしても上手くいかなくてACバランスが取れないようであれば、
カソードのどちらかに半固定抵抗器を入れてバランスを取るつもり。
ちょっとダサくなってしまうが・・、仕方ないな。
プッシュプル・アンプにとってDCバランスと同じ程、ACバランスも重要だ。
バランスしていると、余計な付帯音の無い見通しの良い音場再生が可能だ!

B電源は個別チョークを通して供給している。
チョーク・コイルとコンデンサによる古典的なパイ型フィルタだが、
ノイズを発生しない実用性の高い回路だと思う。
プッシュプルなので、チョークには低めの2Hを用意した。
このチョークの値は全体の音質に影響するので、極端な値は避けた方が良いだろう。
例えば30Hとかの、直流抵抗が高くて巻き数の多い物とかはボツ。
個別供給はクロストーク改善の目的で、ヘッドフォン・アンプでは最低でもこれくらいはしたい。
この部分の電解コンデンサは、最低でも1000μFを用意したいところ。
半波整流だから物量でカバーするという、ちょっと強引なバッカス。
耐圧160V以上で3300μFなんか入手できればベターだが、
アキバのパーツ屋でこんなのみたこと無いな・・。
コストとの兼ね合いで、アキバ巡りして決めるとしよう。

突入電流防止には、単純にACラインに3.3Ωを挿入。
超高速ダイオードの許容ピーク電流値に合わせた形で、この値となった。
因みに整流ダイオードは、400V5Atrr=35nsの大容量・超高速タイプ。
東芝の5GL2CZ47Aだ。
真空管式のヘッドフォン・アンプにしては、アホか!?とも言えるオーバー・スペック。
400V0.5Aでも十分だが、力強い再生音を求めるにはこれくらい投入しなくては!!

電源SWは安全の為に両切りタイプを用意した。
極性ミスマッチによる感電防止は、事前に検電ドライバーで確認するということで・・。
こんなん製品化できねぇな!
今は電気安全に関する法律がうるさいから。
追試される方は自己責任とゆことでお願いしますm(__)m

6922のヒーターは当然の如く、超高精度・超低雑音の定電流回路にしてある。
勿体ないくらいの布陣だ。
5A6といった直熱管は、この回路の方が良いだろう。
余談だが、2E22という直熱五極管シングル・アンプをメインの一つで使っているのだが、
それのフィラメント点火はこの回路を使っている。
ハムなんかスピーカーに耳ダンボしても、全く聞こえない。
ハムバランサよ、さらば!!である(笑)

回路構成はこんなところであろうか。
遅くなったが6922のヒーター・トランスを決めるべ。





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Last updated  March 2, 2009 01:23:42 PM
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