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テーマ:真空管アンプを作ろう!(897)
カテゴリ:自作真空管アンプ
トランス類の大物部品を揃えたら、後はコンデンサや抵抗、ジャックなどの小物部品を揃える。
幸いにも自宅にはストックが豊富なので、 パーツ・ボックスを漁ったり、不要になった基板から抵抗やソケットを抜き取ったり(笑) そうして寄せ集めたのが↓ これくらい簡単に集まってしまう自宅のストックって、一体・・ コンデンサーは1年以内に買った新品だが、抵抗器なんか10年以上前に買った進工業の お下がり品。 テスターでチェックして問題無いのは確認済み。 ここで気合入れたのが、ステレオフォン・ジャック。 ノイトリック製のNJ3FP6C-BAGで、ロック機構採用のグラウンド・オペレーション選択モデル。 標準接続では、フォンのグラウンドがシャシーにアースされないようになっている。 信号系のアース・ループを極端に嫌うバッカス、この機構は非常にポイントが高い! オマケに価格も\800-程と、フォン・ジャックとしては上位機種。 \300-くらいの安物フォン・ジャックとは、差し込む感触が全く違う。 流石に放送局でも使われる製品である。 5A6ヘッドフォン・アンプで初めて使って、気に入ってしまった。 これから作るヘッドフォン・アンプのフォン・ジャックは、全てノイトリックを使おう。 因みにこのジャック、内外の高級ヘッドフォン・アンプにも採用されている。 スパーク・キラーは、今回のように商用電源を直接整流する場合は、必須アイテムである。 ちょんぼすると、突入電流で電源スイッチの接点が溶着する恐れがあるからだ。 6922共通カソードの定電流電源回路のバイアスには、取りあえずSANYOのエネループを起用。 ここのパスコンにもSANYOのOSコンを使う。 おっと、OSコンを仲間に入れるの忘れた! 6922のヒーター直流点火用整流ダイオードは、ショットキ・バリア・ダイオードのCTB-34M。 If=30Aの、超オーバースペック! 811シングル・アンプで使った、これもお下がりである。 そこのフィルタ・コンデンサには、パソコン用の超低ESR品の10V2200μFを5パラ。 高周波ノイズが小さくなりそうで、これにしただけである。 10V22000μFとかでも構わないだろう。 前回の5A6ヘッドフォン・アンプでは、信号系の抵抗器は全てオーディオ用カーボンを使った。 今回は趣向を変えて、全てオーディオ用金属皮膜抵抗器にしてある。 プッシュプル・アンプらしく、カチッとした音を狙うために。 音量調整ボリュームは、10kΩBカーブ2連。 高域特性を考慮して、割と低い値を選んだ。 100kなんて、使う気になれないな・・。 CDプレーヤーのアナログ出力段にはちょっと重い負荷だが、頑張ってもらおう!! 部品も揃ったことだし、出力トランスとヒーター・トランスとのハム・チェックをするとしよう。 ヘッドフォン・アンプの製作では、この作業が最も重要だと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 4, 2009 01:30:21 AM
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