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テーマ:真空管アンプを作ろう!(897)
カテゴリ:自作真空管アンプ
シャシー以外の部品が揃った6922ヘッドフォン・アンプ。
部品配置の確認をして、シャシーの選択に入る。 ここで一番問題なのが、出力トランスとヒーター・トランスの位置関係。 配置が悪いと出力に誘導ハムが出てしまう。 確認は至って簡単。 ヒーター・トランスにAC100Vと負荷を接続し、出力トランスの2次16Ωにヘッドフォンを繋ぐ。 これだけで誘導ハムのチェックが出来る。 配置確認もせずに組み立てると、火入れの段階で誘導ハムが・・な~んて。 組み上がってからのトランスの移動は大変である。 デザインと性能が両立できるよう、良い配置をGETしよう! 買ってきたヒーター・トランスには0.1mmの銅板でショート・リングを巻いたのだが、 位置によっては盛大な誘導ハムが・・。 SRは劇的な効果は無いな。 珪素鋼板でハム・プルーフ・ベルト作った方がよっぽど効果大だが、 残念ながらバッカスと言えども珪素鋼板は持ってない。 EIコアってのは漏洩磁束が多いもんだ。 トヨデンやSELといったトランスメーカーは、 主要機種だけでも漏洩磁束の少ないRコアトランス出すとかして貰いたいもんだ。 まぁ、トランスのコアの向きを90度ずらすだけで、ハムがほぼ無くなるポイントは幾つかある。 そんなポジションの一つが↓ コンパクトな配置という事も含めて、これに落ち着いた。 各トランスが大接近しているが、ハムは全く聞こえない。 ただ数ミリ配置が狂うだけでハムが乗ってしまうという、クリティカルな面も・・。 取り付けの治具は微調整できるように加工しよう。 次回はシャシーの選定。 トランスやコンデンサ、真空管ソケット、ジャック類を方眼紙上に配置して、 シャシー・カタログとにらめっこ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 5, 2009 01:16:07 PM
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