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テーマ:真空管アンプを作ろう!(897)
カテゴリ:自作真空管アンプ
夕べは帰るなりモルトを飲んでしまい、2E22はそっちのけ状態だった。
電解コンデンサはすぐに調理すべしとの教訓から、早速交換することに。 ガード下で買ったのは560μF450V×4で、片チャンネル2個使う。 現状のフィルタがトータルで294μF、対して今回は1120μF。 ダイオード整流だからもっと欲しいところだが、 それは現在設計中のアンプでやってみるとしよう。 2E22シングル・アンプのハラワタ見るのは数ヶ月ぶりだ。 う~~ん、配線が汚い 電源やアースラインもう少し整理したいが、グリッド・チョークを入れる段階で改造しよう。 先ずは電解コン。 コンデンサは大型ラグ端子なので、半田がけっこう盛ってある。 こんな時威力を発揮するのが、電動ポンプ付きの半田吸い取り器。 溶けた半田がシューッと吸い取られていくのを見るのは、何とも面白い♪ いざコンデンサを取ろうとすると、他の部品が邪魔でクランク型ドライバーは入らないし、 ボックスも入らない。 コンデンサを取り付けてあるステン・キャップを外すハメに・・。 増築に伴う増築で、部品配置が当初よりもかなり立体的になってるからなぁ。 そろそろ劇的ビフォー&アフターだな。 外してしまえば、後は取り付けと半田付け。 モノラル2台分、1時間ほどで作業が終了した。 電源ラインがショートしてないのを確認したら、早速火入れである。 う~ん緊張! 無事に煙も吹かずブレーカーも落ちず、所定の電圧が出た。 交換後の2E22シングル・アンプ↓ 音は・・。 やっぱ低域に馬力が出てきたぞ。 ローエンドもなかなかの伸びだ。 ただ高音が大人しくなってしまった。 この辺りはエージングでこなれて、バランスも良くなってくるだろう。 今日は遅いので、明日にでもバッハのパイプ・オルガンを110dBくらいの大音量で鳴らしてみる。 取り外した古い電解コンデンサ↓ なんか気になって、寝る前に古いコンデンサの容量を測ってみた。 『早く寝ろよ』って言われそう・・、この時既に夜中の2時を過ぎていた 200μFが30μFほど、94μFが15μFほどに低下しているではないかッ!! 1個\3,500-くらいで買った記憶があるぞ、コイツら。 高い授業料払って、もうへばってるのかよ。 オレはつい最近まで、こんな怪しいコンデンサで音楽を聴いていたのか!? メタクソ頭に来たゾッ!! 現役で稼動しているアンプの電解コンデンサ、全て高温長寿命、ハイリップル型の新品に交換だ。 こいつら左遷どこじゃねーぞ、ゴミ箱直行便の片道切符くれてやる! 近くのドブ川にブン投げてやるか。 おっと地球を愛するバッカス、そんなことはしません 先ずはメインで使っている2E22シングルの、初段パスコン、次にバイアス回路だな。 6BQ5プッシュプルもだ。 こいつは電解コン少ないから、同時進行で潰してやる。 DENONのCDP、DCD-S1もヤバいんじゃないか?? アイソレーション・レギュレータも怪しそうだ。 あ~興奮して寝られない・・ コニャックでも飲んで寝るべ 病の症状が悪くなる前に治療できるので、今回は良しとしよう。 コンデンサの中途半端な不良ほど、見付け辛くて厄介なものは無い。 装置はなにくわぬ顔して動いてるんだから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 16, 2009 09:09:56 AM
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