|
テーマ:真空管アンプを作ろう!(897)
カテゴリ:自作真空管アンプ
難産だった33シングル・アンプが、ようやく完成した♪
電圧増幅部のコレクタ出力は、結合試験でやや低い50.0Vとなってしまった。 設計値は52.7V。 全段直結の半導体ドライブだから、誤差だろう。 電圧増幅部の電源電圧を少し上げれば設計値どおりの電圧になるが、 チョーク出力電圧が低くて無理。 AC130Vをチョーク・インプットしたかった・・。 各部の電圧・電流は・・。 33プレート供給電圧:250V 固定バイアス分:68V 33実効プレート電圧:182V グリッド・バイアス:-21.0V プレート電流:24.0mA 電圧増幅部供給電圧:95.5V フィラメント両端電圧:2.15V ほぼ想定どおりの電圧ってのは、気分良いものである♪ これで設計値1Wの出力が得られる。 正面からパチリ☆ 斜め横からパチリ☆ 後ろの状態 スピーカーを繋ぎ、いよいよ音出し! オール・チョーク・インプット電源なんてヤッた事無いから、スッゲー緊張する!! コンデンサー飛ぶなよ。 予備実験してあるから、大丈夫だと思うが・・。 電源ON! NFBは飛ばなかったが、2秒ほど左右のスピーカーからハム音がした。 チョークに交流の高電圧が掛かって、一時的に漏洩磁束が増大したか? 臨界電流を下回って、33のヒートアップまで高圧が発生したか? 後者の方がアヤシイな・・。 後でブリーダー抵抗器を、33用安定化電源の出力に繋げるとしよう。 動作が安定してしまえば、ハムはスピーカーに耳くっつけても全く聞こえない。 曲はFreddie MercuryのI Was Born To love You。 これが1Wかとは思えない、重心が低く力強い低音と、高音のキレ。 直熱管らしい、澄み切った音色だ。 ホール・トーンも綺麗に再現され、ひょっとしたら私が作ったアンプの中で最高傑作かも。 ブラインドしたら、ラジオ球の音とは解らないだろうな。 まぢ、オレのリビングのメイン・アンプにしてぇ~!! 2E22シングルの改修なんざ、やってられないかも・・。 5A6 6パラ(または4パラ)全段直結半導体ドライブ・アンプ、設計に入っちまおうかな。 先ずは、電源投入時のブ~~ンを何とかしよう。 100kくらいの抵抗器、左右の出力トランスの+Bに繋げば収まるだろう。 多分。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
July 8, 2009 03:06:05 PM
コメント(0) | コメントを書く
[自作真空管アンプ] カテゴリの最新記事
|