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テーマ:真空管アンプを作ろう!(897)
カテゴリ:自作真空管アンプ
5A6は今年の冬、ヘッドフォン・アンプで使用した、9ピンMTの直熱五極管。
透明感溢れる音が気に入って、いつかはパワーアンプをと思っていた。 三結にして4パラでシングル・・、出力10Wくらいを目指して。 またもやA2級でグリッドを強力にドライブし、単管2W弱を目論む。 グリッドのプラス領域は、インピーダンスが大きく下がってしまう。 プレート低電圧領域で、グリッドをプラスに振った場合のグリッド電流が気になる。 加速度的にグリッド電流が流れるからだ。 手持ちの資料には残念ながら、グリッドのプラス領域の特性が載っていないので、 回路を組んで確認してみることにした。 5A6はスペアとして2本あるので、それを使う。 グリッド電流確認の様子↓ フィラメントは5V230mAをエネループで供給。 スライダックで、プレート電圧を27.5V一定になるようにする。 グリッドは可変安定化電源で供給し、電流リミットは20mAにしといた。 グリッド電圧をプラス15Vにして、素早くグリッド電流を測定すると、2本とも12mA付近。 4パラで50mA弱か・・、何とかいけそうだな。 エミッタ・フォロワ型プッシュプルなら、少ないアイドリング電流で楽勝だろう。 先ずは4パラにして発振しないか、出力トランスを繋いで確認してみる。 実は真空管のパラレル動作、ヤッたこと無いのだ! プレート電流は、単管あたり30~40mAを想定。 低インピーダンス、大電流用のシングル・アウトプット・トランスが必要だ。 あわせて5A6を20本くらい、ガッツリ買いに行くか お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
July 10, 2009 09:48:10 AM
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