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テーマ:たわごと(26890)
カテゴリ:自作真空管アンプ
父の日にプレゼントした、33シングル・ステレオアンプ。
戦時中のアメリカで、ラジオ受信機のファイナルに使用されていた33と言う電池管を使った、 たかが出力が1Wの小粒アンプ。 マニアによっては、ラジオ球とアホにする人がいるよーだ。 それが、使用しているスピーカーの能率の高さ(94dB)からか、想像を超えた音楽を奏でてくれる♪ スピーカーは、FOSTEXのFE166Eを使ったシングル一発で、バスレフ。 メーカーの標準エンクロージャーよりも、2割ほど体積upしてあるシロモノだ。 それが功を奏したのか解らんが、ピアノの左手、JAZZのベースの再現性は良い感じである。 クリップ感が全くしないのだ。 ヴァイオリンも色気たっぷりに響き渡る。 チャイコフスキー作の大序曲1812年だって、実録キャノンの再現に大きな不満は無い。 本当に1Wか、コイツ?? 設計では、1W出れば十分なものなのだが・・。 終段B電源、半導体電圧増幅部、フィラメント電源を全てチョーク・インプットにした恩恵か? ドライバー段の余裕を、3割ほど見積もった設計の恩恵か?? OPTにハイライトを使ったとは思えないほど、密度の高い音楽を再生してくれるのだ。 まぁ、出力1Wのアンプに部品代を10万円以上掛けるというのは、オレみたいだろーな(笑) 手抜きしなければ、想像以上のパフォーマンスを示せるのが判った。 このアンプを置いてから、親がCDをまたごっそり買ってきた。 今日は竹内まりやの歌声が聴こえる♪ 設計中の5A6 4パラシングル・モノラルアンプ、コイツには物量投入で行く予定。 もち電源は全て、チョーク・インプット。 OPTのコア・ボリュームも市販品で最大のもので、オリエント・コアを再び使用する。 プッシュプルで、グリッドを強力に振る計画に変更だ。 2E22の改修がストップしたままなので、先ずはコレからだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 3, 2009 05:09:48 AM
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