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テーマ:真空管アンプを作ろう!(897)
カテゴリ:自作真空管アンプ
シャーシが大きいこともあり、内部はスカスカです。
6N23P差動プリの名残で、余計な穴が底板に開いているのが、ちょい恥ずかしい・・ 真空管の5963は、右上の横になっている黒い筒の中に入ってます。 この黒い筒は、真空管のシールドケースで、振動防止にも少し役立ってますよ。 5963は中に2素子入っているので、カソードチョークでしたら1本でステレオが組めます。 信号は左上から入りシャーシ背面中央から出て行くので、電源やヒーター線と信号線が接近しないのがミソですね。 右側は+B電源ブロックとヒーター電源。 現状では能率94dBのスピーカーに耳を近づけて、ようやく50Hzのブ~~ンというハムが僅かに聞こえる程度です。 2m離れたリスニングポイントでは、ハムは全く聞こえません。 カソードチョークの高さを変えると、ハムが小さくなるポイントが見付かるかもしれません。 電源トランスにEIコア、しかもチョークインプットでチョークの漏洩磁束があるので、 電源周りを厚さ1mm位の鉄板で囲めば、更にSNが稼げます。 電源トランスをRコアにするのもSN比を稼ぐ技ですが、特注になるので先立つものが^^; 部品のエージングが進み、音はだいぶワイドレンジになりました。 透明感が抜群にあり、かなり高い方まで伸びています。 低域のしなやかさも色気があり、好みですね♪ ヴィンテージのカップリングコンデンサーである、ERO MKT1813のキャラクターでしょうか。 このアンプをパッシブコントローラーとして使った事もあるのですが、全くの別物に生まれ変わりました。 パッシブでは味付けのないサッパリとした音質でしたが、カソードチョークにして良い意味で個性が加わりましたね。 試聴はもう少し経ってからにします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 2, 2013 01:14:23 AM
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