|
テーマ:真空管アンプを作ろう!(897)
カテゴリ:自作真空管アンプ
先日、作りの美しさに惚れて購入してしまった、TUNG-SOLブランドのEL34B。
Mullard発表のデータシートによると、A1級シングルでは下記の動作例があります。 プレート電圧:250V スクリーングリッド電圧:250V サプレッサーグリッド電圧:0V カソード抵抗値:106Ω 負荷抵抗値:2kΩ プレート電流:100mA スクリーングリッド電流:12mA 出力:11W 歪:10% 8Vの入力電圧で11Wも取れるのは魅力的です。 OPTの1次インピーダンスが2kΩというのは一般的でなく、2.5kΩを使わざるを得ません。 その場合、スクリーングリッド電圧を235Vくらい、プレート電流を10%ほど絞ってプレート電圧を260V位にすれば、2.5kΩのOPTにマッチするでしょう。 多極管の面白いことは、スクリーングリッド電圧を変えることにより、最適な動作点を探せることですね。 データシートの動作例ではプレート電流が100mAも流れるため、OPT1次許容電流は最低でも120mAは欲しいです。 そうなるとノグチの20Wクラス、欲を言えば30WクラスのOPTですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 12, 2015 05:14:20 PM
コメント(0) | コメントを書く
[自作真空管アンプ] カテゴリの最新記事
|