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テーマ:真空管アンプを作ろう!(897)
カテゴリ:自作真空管アンプ
昨日到着した、接合型電界効果トランジスタJ-FETの2SK192-GR。
使う回路は、6AN5WA 真空管シングル ロフチンアンプの前段。 いわゆる電圧増幅段。 ロフチンとは直結回路で、カップリングコンデンサが不要。 時定数を持たないので負帰還を掛けた時の安定度が増し、 コンデンサによる色付けもされません。 その代わり電圧配分にはシビアになり、また電圧利用率の低下も。 出力段グリッドバイアスは、カソード抵抗値と 前段のドレイン電圧によって決定されます。 この目的のドレイン電圧を得るため、選別が必要なのです。 J-FETソース抵抗器の一部を可変抵抗器にすることにより、 目的のドレイン電圧を得られますが、これは禁じ手だと思います。 可変抵抗器が断線したら、出力段のグリッド電位は一気に+。 経年変化による抵抗値の増減も心配ですし、 何より左右でゲインが違う可能性が大。 いかにも安く上げたいアマチュア臭プンプンです^^; ここは大変でも、ある程度の数の中から選別するのです。 選別に漏れたトランジスタは、CR結合回路で使用するつもりですし。 そんなこんなで、設計で必要とされるFETが幾つか得られました。 あとは実際に回路を組んで、設計値のドレイン電圧になるか確認。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 7, 2017 08:53:28 PM
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