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テーマ:真空管アンプを作ろう!(897)
カテゴリ:自作真空管アンプ
現行の12AU7 PG帰還型プリアンプをハイグレード化するにあたり、
それ用のRコア電源トランスの仕様を煮詰めました。 +B電源はチョークインプット整流方式とし、所要電圧はDC180V。 電流はモノラルプリアンプなので少なく、18mAほど。 Rコアの仕様では最低電流が0.1Aなので、2次ACは200Vに決定。 チョークインプット整流では、ACの0.8~0.83掛けが整流後DC電圧 と経験で知っているので、2次ACはそのようになりました。 電圧の微調整ができるよう、1次AC側には105Vのタップも設けました。 我が家のコンセントは、AC103Vくらいなのでその対策です。 コンセントがAC100Vで来ているのに、敢えて105Vに突っ込むのは、 コアの歪を少しでも和らげるためです。 トランスに余裕のある動作をさせることですね。 ヒーター回路は小型のパワー管も使えるよう、6.3V 0.8Aに。 センタータップを設けました。 ここをアースし、ハムバランスの役割をさせます。 傍熱管の場合はそれほど恩恵は授かれないと思いますが、気休めに。 プリではここをブリッジ整流し、低損失のショットキブリッジと 低抵抗のチョークコイルとでDC6.3Vを得る見込み。 最後に、プリアンプでは有ると有難い静電シールドも装着です。 そうして決まったのが下記の仕様。 1次 AC 0V-100V-105V 2次 AC 0V-200V 0.1A 0V-3.15V(CT)-6.3V 0.8A 静電シールド付き 次はもう一つのRコアの仕様をupします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 24, 2017 01:54:33 PM
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