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テーマ:真空管アンプを作ろう!(897)
カテゴリ:自作真空管アンプ
今年はEL36(PL36、E235L)、EL81モノラル真空管シングルアンプを
製作予定で、それ用のRコア電源トランスの仕様を煮詰めました。 +B電源はチョークインプット整流方式とし、所要電圧はDC120Vと135V。 電流は多くても、110mAほど。 整流方式はブリッジではなく、両波整流にしました。 私は基本、両波整流が好きなんですよね。 これまでの経験から、2次ACは140Vと160Vに決定です。 両波整流のチョークインプット電源では、取り出せる電流が巻き線の 1.4倍ほどにupするので、110mA取り出すには80mAで間に合います。 ところが、80mAの仕様は無理なので、最低の0.1A。 私は電源トランスを50%ほどの軽い動作をさせたいので、 2次AC電流は0.15Aにしました。 ヒーター巻き線は設けません。 別トランスで補助スイッチを設け、真空管はスタンバイ状態にさせてから +Bを印加するようにするからです。 この方法ですとチョークが臨界電流以上で動作するので、 コンデンサの耐圧は動作電圧よりも少し高いもので済みます。 電圧の微調整ができるよう、1次AC側には105Vのタップも設けました。 最後に、ノイズ対策を兼ねて静電シールドも装着です。 パワーアンプ用のトランスなので、要らないという人もいますが、 最近のコンセントの波形は汚いですからね。 色んな成分のノイズが乗ってます。 そうして決まったのが下記の仕様。 1次 AC 0V-100V-105V 2次 AC 160V-140V-0V(CT)-140V-160 0.15A 静電シールド付き コイルの外装は黒と茶を選べるので、私は迷わず茶に。 黒は何度も言うので恐縮ですが、味気ないんですよね。 服も靴も、葬式以外は黒身に付けませんし。 このトランスはEL36 シングルアンプの他にEL81シングル、 将来の予備を想定して6個発注です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 24, 2017 05:38:43 PM
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