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テーマ:真空管アンプを作ろう!(897)
カテゴリ:自作真空管アンプ
拙リスニングルームで使用しているパワーアンプは、
EL95 UL接続シングル・パワーアンプとE235L 三結シングル・パワーアンプ。 三極管はとっても高価なので、安く仕入れたE235Lで済ませている(;^_^A そのE235L アンプなのだが、出力管カソードバイアス抵抗器は 330Ω 2Wの無誘導巻き線抵抗器を使用している。 問題は、発熱が1.97Wなのでほぼ定格一杯! (実装当時は熱容量3Wと勘違いしていた!!) 早いうちに、熱容量が大きくて音質的評価の高い抵抗器に交換と考えていたが、 決定打に欠けズルズルと今日に至ってしまい。 秋葉原でDALE NH-25 330Ωを買い求めようにも取り扱いが無く、 NH-50 330Ωを買い求めてみたところ、大き過ぎて実装が困難。 やっと発起し、OHMITE BROWN DEVIL 300Ω 10Wを実装。 330Ωも300Ωも、真空管アンプにとって大した変化じゃないだろう。 写真中央のこげ茶の細長いのがそれ。 良さそうな音がしそうなので、ジャケ買いならぬ惚れ買い。 1日エージングして、音質評価をしてみることにした。 以前の抵抗器とは、同じOHMITEなので音の傾向は似ているかも。 ところが、BROWN DEVILは音のスケール感がまるで違う! 音場豊かに広がり、堂々した鳴りっぷりには感服である!! ホール感も良い♪ しかも、音楽を楽しく聴かせてくれるツボを押さえているのだ。 ただ、音源によっては高域がほーーんの少し刺さる。 リードが磁性体(鉄?)というのも残念だ。 カソード抵抗器のワッテージの重要性は20年以上前から知っていたが、 手抜きしてしまった今回で改めて反省してしまった。 刺さる高域も、更なるエージングで希薄になるだろう。 同じOHMITE製で、35W 無誘導プレート抵抗器があると知り、 アメリカの電子部品商社から仕入れて、音質評価をしてみようと思う。 納期に3か月以上は掛かってしまうけど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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