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February 20, 2023
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さいたま市近郊で鎖場のある中級以上の山を探していたら、
神奈川は東丹沢の三峰山が目に留まった。
山岳地図には、階段、鎖が豊富との記載ではないか。
2/20は快晴の予報なので、さぞかし尾根歩きは気持ち良さそう。
行程の7割くらいが尾根歩きなのだ。
そしてこの一帯は、ヤマビルの巣窟らしい。
となると空気が澄んでて落葉の冬が、一番良いだろう。
早速登山計画を作成してみた。





拙は登山地図記載のコースタイムのほぼ6・7割で回ってしまうので、
三峰山下山後更に鐘ヶ嶽を追加。
ゆっくり見積もって、14:30頃には七沢温泉入り口のバス停に着きそうだ。

当日は本厚木発宮ケ瀬行きの始発バス 7:40に間に合うよう自宅を出る。
小田急の新宿駅では、『宮ケ瀬ダムハイキングパス』を購入。
丹沢・大山フリーパスにしたかったのだが、期間外なのか宮ケ瀬のを。

宮ケ瀬行きのバスは、3割ほどが登山者。
途中、煤ヶ谷で下車した登山者がおり、彼も三峰山を目指すのだろうな。
拙は計画書通り、土山峠から尾根の先端から登るきついコースに挑む。
8:25に峠着だから、45分もバスに揺られていたんだな。
ここでは、登山者が拙の他にもう一人。
登山口はやや荒れ気味で、とりつくのが少しばかり難儀。
それからはやや急な登山道が続く。





進路を南に変える付近から、緩やかな尾根歩きに。





所々に視界が開け、幅の広い登山道とあって、歩いていて気分が良い。
後方には、樹林の合間から宮ケ瀬ダムと高尾山方面が確認できる。





第一チェックポイントの辺室山(へんむろやま)には、8:59に到着。
標高は644mだ。
大きなベンチがあり、ここで今日初めての休憩を摂ろう。





南東には相模湾と江の島が、樹々の合間から何とか見える。
春から初秋は樹木に視界が遮られ、眺望は今一つだろう。
10分ほど休んで、次の物見峠を目指す。
峠へと下る、ちょっとしたヤセ尾根。
木が尾根にへばりついているようだ。





9:41に第二チェックポイントの物見峠に到着。





煤ヶ谷へ向かうトラバースがあるのだが、だいぶ荒れてて危険だ。
登山道の踏み跡が薄く、道幅も15cmくらい。
斜面も急だから、煤ヶ谷から来るにはこのトラバースは使わない方が良い。
尾根伝いの登山道があるから、そちらが無難。
この峠でも休憩したいのだが、日陰で風も強く寒い!
早々と切り上げて再出発だ。

途中、木製階段のやや急登をこなすと、視界が開けた場所に到達。
右には相模湾と江の島が辛うじて見え、中央は新横浜方面かな?





ここで暫し、温かい麦茶を飲んで休憩。
5分ほど景色を眺めたところで、再出発しよう。
僅かに進んだところで、煤ヶ谷ルートとの尾根出会いに到達。





もう少し進んだところで、仰々しい警告の札が現れた。





無理をしないで引き返す勇気、安達太良山登頂を目前にした、猛吹雪以来だ。
登山慣れしても無理は禁物である(拙程が言うでもないが)。

後ろに気配を感じて振り返ると、煤ヶ谷バス停で下車した登山者が。
彼はやはり、三峰山を目指しているのだろう。
軽く会釈して、拙は三峰山を目指す。

この尾根歩きも気分良く、西には丹沢山、蛭ヶ岳が姿を現す。





今のところ、登山道はそれほど険しくはない。
と思っていたのもつかの間、両サイドスパッと切れ落ちたヤセ尾根だ。





右側なんぞ、下を見たら100m以上はある。
滑落したらまず命はないな!
その尾根の少し先、大きな松の木が尾根中央に陣取っている。
しかも大きな枝が折れて、尾根道を塞いでいるではないか!!
引き返す勇気に当たらないとして、折れた枝がまだ幹にしっかり
繋がっているのを確認し、枝を掴みつつ尾根筋を踏破。
足場はかなり悪いので、十分気を付けて通った。
その直後をパチリ☆





木の根に足を取られてコケたら、大変な場面だ。
暫くも足場の悪い尾根歩き、ヤセ尾根が続くも前方に急峰が。





地図とコンパスで位置を確認すると、三峰山ではなくその前峰だろう。
まだまだ難所は続きそうだ。

次第に登山道は更に足場が悪くなり、ロープの出現。
写真では分かりづらいが、結構な急斜面なのだ。





今度はロープの代わりに鎖のある急降下。





まさかこの箇所が鎖場じゃないよな??
鎖場といったら、乾徳山か鹿沼市の岩山の猿岩のイメージがあるのだが。
念には念を入れて、鎖を補助に下降。
登山の怪我の多くは、下山や下降中に集中しているからね。
次は梯子の出現だ。
物見峠直後の梯子とは別次元のスキルを要する。
傾斜が急なので、鎖やロープを活用して安全を確保しよう。





更に梯子の険しさが増し、左側は絶壁!





鎖を補助に慎重に進む。
梯子の木がバキッと折れたら!なんて悪夢は想像しないでおこう。
ハラハラドキドキの梯子をクリアして、漸く目標の三峰山に到達である。
標高は934mだ。
ただ今の時刻は、10:46で思いの外時間を要した。





ひっそりと佇む山頂で、もう少し視界が開けていると予想していたのだが、
冬の落葉のおかげで樹々の合間から周辺の山々が展望できる。
再び蛭ヶ岳をパチリ☆





11時よりもだいぶ前ではあるが、貸し切りの山頂でお昼を頂こう。
樹々に囲まれているせいか風は感じられず、快適に助六のセットを満喫。
ついでにお饅頭5個も頂いてしまおう。
お饅頭ってエネルギー補給に向いてるけど、ずっしりと重いんだよね。
ここで全部頂いて、身軽になろう。

三峰山頂で30分は休憩したが、拙よりも後発の2人はまだ来ない。
休憩しすぎて体を冷やすといけないから、そろそろ出発しよう。
次の目標は、2kmほどのバリエーションルートだ。
山岳地図には道迷いが生じやすいとして、2か所注意喚起がある。

山頂直下も悪路は続き、鞍部に出たところで鎖場。
傾斜は70度くらいだと思うし、それだけなら大したことないのだが、
右側はかなりの崖で危険を伴う。
鎖は補助に、慎重に三点支持で高度を上げる。





ここをクリアしても悪路は続き、神経をすり減らされる。
この山、初心者は登らない方が良いぞ。
緩やかな尾根歩きに変わったところで、やたらと登山道はこっちの標識が出現。





勢いに任せてその方向に進んだのだが、20mほどで違和感を感じた。
イメージしていた地図上の風景と、実際の風景が合わないのだ。
今現在、トラバースする形で南東に高度を下げる。
ところが、バリエーションルートは尾根歩きなのだ。
ここで現在地が分かる地点まで引き返し、
バリエーションルートへの分岐点を見つけないといけない。
バリエーションルートへは直ぐに分かり、そちらへ。
さすがに踏み跡が薄く、かすかに登山靴の跡が見られる程度。
落葉に覆われていたら、地図とコンパスで慎重に進まないといけない。
不動尻を目指す、正規の尾根をたどる登山道まで、ピークを4つほど踏む。
もしかしてピーク5つかも、1/50000の地図では判別困難。
ピーク2つ目だったかな、かなり広い尾根に出た。
踏み跡は判別しにくく、倒木もあり進むべき方向に迷う。
左の尾根を一旦目指すも、明らかに登山道ではないと広い尾根に引き返す。
ここで地図とコンパス、周りの風景から現在地を確認する。
北方を確認すると、真東へ延びる長い尾根が、
目測で300m弱かなといった感じで確認できる。
南には、不動尻へ続くであろう尾根が1km弱に。
最後のピークは、まだまだ先のようだ。
そうすると南南西へ1kmほど進まないといけなのだが、
その方向に進んでもここが登山道かという斜面。
ふと西に目をやると、20mほど先にトラロープがあり、登山道と認識。
そこを降りたところが、↓





更に進むと、やたら広いピークが目前に出現した。
恐らくここが、西の尾根に迷いやすい場所だろう。
地図とコンパスで尾根筋を予め確認し、ピークを踏んだところで
西にしっかりとトラロープが!
何だよ、こっちは予め道迷いの生じやすい西への尾根と南の尾根の
分岐と確認しておいたのに、何たる仕打ちだ!!
登山道を街中の公園みたいに、ロープ張らないでほしいな。
こっちはコンパスと地図でルート確認しているのに、
こんなん出されていては興ざめである。
そうは言っても、このルートは道迷いが生じやすいのかも。
ガスっていたら、尚更道迷いしてしまうかもな。
気を取り直して、あと数百m南に進んで正規の登山道との出会い、





予想通りに到達。
ここから単調な尾根筋の下山だが、気を緩めないで進もう。
途中に作業用林道へ入るなの印。





この先、登山道ではないという印なのだが、倒木が置かれている場面もある。
さらに高度を下げると、不動尻に到達だ。
ミツマタが群生しており、開花寸前。





蕾をパチリ☆
天井照明の傘みたいだ(*^^*)





更に進むと、チェックポイントの『山神トンネル』が出現。





このトンネル、照明は無く真っ暗。
真っすぐだから前方に微かな出口の光が見えるものの、
真っ暗同然なのでライトが無いと心細いだろう。
拙はライトの光度maxにしてテクテク。
風の通り道なのか、背後から落ち葉が路面を伝う音がトンネル内に響く。
それがあたかも、誰かが背後から近付いているようで、気になって仕方がない。
振り向くな、振り向いたら後ろには・・。
なんてよからぬ妄想を膨らませつつ、我慢の限界がきて後ろを見てしまった。
結果は想像を裏切り、落ち葉が転げてきていた。
今回の登山で、このトンネルが一番怖かったな。
トンネルを抜けると、そこは鐘ヶ嶽登山口だった。





そこからの登りも思いの外きつく、三峰山で消耗した体には堪える。
ロープや鎖が張ってあるのだから、それなりだろう。
北東へ延びる尾根にとりついたら、あとは気持ちの良い登山道。
30分ほどで鐘ヶ嶽のピークに。





山頂にひっそりと佇む雰囲気が、信仰の山としての神々しさを感じられる。
羊羹と温かい麦茶を頂いて休憩し、下山するとしよう。
途中、視界の晴れた場所に何か所か出くわし、パチリ☆








アスファルトの舗装道に出くわし、そろそろ登山の終わりを告げる。
七沢温泉入り口のバス停から伊勢原駅へ向かい、無事に帰宅。

今日の登山、鎖場を期待していたもののヤセ尾根の連続で時間を要した。
また、雨風による尾根の浸食も進んでおり、いつまで登山道が持つか。
登山道存続の危機を感じた今回であった。





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Last updated  March 4, 2023 03:08:45 PM
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