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March 16, 2023
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先日購入した、SALOMONのジレ型ザック ACTIVE SKIN 8の
使い心地検証3日目として、秩父は武川岳を縦走してみた。
前回の登谷山・官ノ倉山縦走と比べ、本格的な登山のシーンではいかに。

コースは『山と高原地図 2020年版 コースガイド22』と全く同じ。
殆どが尾根歩きだから、早春のこの時期は開けた景色を楽しめそうだ。
二子山から尾根伝いに芦ヶ久保氷柱のコースを取りたかったが、
氷柱により登山道が閉鎖されている恐れがあり、今回の沢コース。
コースガイドと全く同じというのに、創造性を欠けてしまうが仕方ない。

東飯能駅から国際興業バスで名郷下車、そこから登山開始である。
いつもの如く4時起きで、東飯能駅から少し歩いて飯能河原バス停から乗車。
待ち時間の消費とバス運賃が少し安くなるので、一石二鳥だね。
名郷では、もう一人の登山者が下車。
装備からして、彼はもっと秩父寄りの大持山を目指すのかな?

バス停にあるトイレで用を足して、ただ今8時少し前、出発だ。
西山荘を超えての山道にて、見事に咲き誇るミツマタ。





こんなに堂々と咲いているの、初めて見た( ゚Д゚)

今日の最高気温は21度の予報なので、中厚手のジオラインに厚手の長袖シャツ。
朝方はやや肌寒かったが、速足で歩いていると丁度良い。
舗装道路の歩きに飽きてきたところで、武川岳の登山口を示す石段。





ここから杉の木の登山道と、いったん舗装道路を越して再び杉の樹林帯。
拙はスギ花粉症だから、悪の巣窟に飛び込んだに等しい💦
標高を稼ぎ、北西に進路を変えた辺りから、尾根付近に岩塊が出現しだす。
そうして前に立ちはだかるのが天狗岩だ。
男坂と女坂に別れており、進むは即答で男坂!





登山グローブをはめ、いざ!
大きな岩の集合体みたいで、浮石でないか確認しながら慎重に登る。





天狗岩の頂直下は、かなりの急斜面で這うように登る個所も。
登山初心者には、ちょい酷かな。





拙は何か所かピンクテープを敢えて無視し、難易度の高いルートにチャレンジ。
こういった行為はかなり危険なので、全て自己責任で!!
そうして天狗岩の頂に無事到達。
登って来たルートをパチリ☆





写真では実感が湧きにくいが、なかなかの傾斜なのだ。
少し汗ばんできたのでザックを下ろし、今日初めての休憩を取る。
ここで行動食の満足バーを半分食べ、栄養補給。
このポイント、南東方面が少し開けており、青空の清々しいこと♪
シジュウカラの囀りも心地いい(^^♪
3分ほど休んで、次のチェックポイントは前武川岳だ。

天狗岩を超えると、緩いアップダウンを凝り返す優しい尾根歩き。
20分弱で前武川岳に到着だ。





ただ今の時刻は9:20少し前。
ベンチがあるので、折角だからルートの確認も兼ねて少し休もう。
ここは山伏峠への出会いでもあるのだが、そのルートは踏み跡が薄いな。
尾根を伝う下山ルートなので、山伏峠へは注意して進んだ方が良いだろう。
前武の雰囲気を確認したところで、いよいよ武川岳を目指す。

そう意気込んだものの、10分で武川岳に到着だ。





今回の登山の最高地点、標高1051mだ。
広々とした山頂で、ベンチもある。
早春の日差しが心地よく、10分ほど休憩をしてしまったよ。
ここ迄の間、登山者には全く出会わなかった。
あまり人気が無いのかな、このルートは。
それとも平日だからだろうか。
いずれにせよ、気兼ねなく登山を満喫できるのは有り難いことだ。

休み過ぎると体が冷えてしまうので、名残惜しくも焼山を目指す。
武川岳から北へは踏み跡が薄く、しかも急な下りもあるので慎重に。
コンパスと地図を使って、コース外の尾根に進んでいないか確認する。
地図には蔦岩山の記載があるのだが、道標は見かけなかった。
そろそろ作業道との出会いだろうと思う頃、視界が開けたポイントに。





中央に秩父盆地、左に荒々しく削られた武甲山。
ロープのある急斜面を降りると、作業道だ。
直ぐに尾根に取りつく登山道があり、眼下の作業道と並走する。
登山ガイド記載の人工的な斜面との出会いには遭遇せず、焼山に到達してしまった。
標高は850m。





ここからの眺めも素晴らしいの一言!
武甲山と両神山との2ショット、なかなかのフォトジェニックではないか。





ただ今の時刻は10:30ちょうど。
ここでお昼にしよう♪
ベンチは無いので、木の根っこによいこらしょ(おっと、歳がバレそう)。
だいぶ汗ばんできたが、ザックを下ろしてセーターを着こむ。
武甲山の雄姿を眺めながらの助六は、また格別なこと。
どら焼きと栗羊羹も、美味しく頂いてしまったよ。
ご馳走様でしたm(__)m

さて、今回の登山はまだ大きなピークがあるのだ。
二子山で、雄岳と雌岳を有する双耳峰。
セーターをザックに収納し、靴紐を締め直して再び出発しよう。

焼山からの下降は一部急斜面があり、ロープを補助に慎重に進む。
ややつま先から着地気味に、トレランシューズのグリップ力を最大限活かそう。
穏やかな尾根歩きに変化すると、前方に二子山が見えてきた。





違う角度からなら、見事なおっ○い山なんだろうな(;^_^A
そんな卑猥な想像膨らませてたら、再び険悪な斜面だ。





全体の斜面の具合とピンクテープを確認し、ルートを決めて下ろう。
ここを無事通過すれば、二子山の一つ雄岳に到達。
登山者が3人おり、お昼休憩中。
拙は挨拶して写真撮影はせずに、雌岳を目指す。
鞍部への下りもかなりの急斜面で、足場の安全な場所を選んで確実に進む。





雌岳への登りでは、再びささやかな岩場が出現。





ここをクリアすれば、雌岳に到達だ。





標高は882.7mと、雄岳と10cmしか違わない。
見事なおっ○いだ♪(しつこい?)
雌岳からの下山ルートは2つあり、尾根ルートは案の定氷柱により封鎖されている。
この陽気で氷柱は溶けていると思うのだが、素直に沢ルートで下山しよう。

ガイドにも載っていた、250mにも及ぶロープ付きの急斜面に来たぞ。





ロープを補助に、安全な場所を確保して確実に下る。
ここを雨の日やその後に下るのは、自殺行為だ。
ホワイトデニムだから、コケたら悲惨な状況が脳裏に・・。
イカん!!そんなくだらん想像は!
ロープを過ぎれば、危険な個所の少ない登山道で一安心。
そろそろ今回の登山も終わりを告げる頃、立派な大木が目の前に。





左の樹の、根の張り方の豪快なこと!!
生命の力強さを感じ、暫し見入ってしまったよ。
標高もだいぶ下げてきたところで、前方に芦ヶ久保駅と道の駅の屋根を確認。





西武鉄道の地下道をくぐり、無事に下山である。
12時少し過ぎ、予定よりも1時間ほど早く着いてしまったよ。

道の駅では、地酒である秩父錦と、とちの実の切り餅とジュースを購入。
ここではカードが使え、手持ちを気にしないのは大変有り難い♪
平日なのに結構な繁盛っぷりで、コロナの影響は無さそうだね。

芦ヶ久保駅前より、果樹園方面をパチリ☆





青空に引かれた真っすぐな飛行機雲が、今日の登山の終わりに相応しい。
帰宅したらゆっくり湯船に浸かって、1日の疲れを癒そう。

そうそう、ACTIVE SKIN 8なのだが、ポケットが多く2本のフラスク付き。
体に密着したフィッティングで、登山中動くことは無かった。
背中はメッシュなので、蒸れも感じず。
夏の登山にスタメン出場確実だ♪
カラビナやストラップを掛けるループも多く、応用が利く。
楽天のスーパーセールで安く買え、長く愛用できそうだ。




SALOMON サロモン トレラン バックパック 8L リュック トレイル ザック ACTIVE SKIN 8リットル アクティブスキン トレイルランニング LC1757900 LC1758000 LC1909600 LC1928100 LC2012700【沖縄配送不可】




山と高原地図 奥武蔵・秩父 武甲山





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Last updated  March 24, 2023 07:42:45 AM
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