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テーマ:暮らしを楽しむ(388525)
カテゴリ:登山・ハイキング・さんぽ
拙は埼玉県民ながら、秩父の武甲山にまだ登っていない。
山と高原地図 奥武蔵・秩父 2020年版で、橋立コース並びに 表参道コースが、崩落のため通行止めと記載が原因だ。 台風被害から数年経って登山道が復旧してるかもと思い、 ネットで情報検索したところ、橋立コースは人なら通れるレベル。 表参道の通行止めの情報は無かった。 4/9は北風が強いながら快晴の予報、思い切って行ってみよう! 橋立~表参道コースを通る登山計画を作成したところ、 秩父鉄道 浦山口駅8:40発、西武線 横瀬駅14:00着。 当日は5時少し前に起床、6:10の川越線乗車とゆっくりめ。 浦山口駅には定刻通りの8:34到着。 用をたして靴紐を締め直し、出発だ。 民家を何件か通り越すと、林道ぽい雰囲気に。 川のせせらぎを聞きながら、秋は紅葉が見事だろうと想像を膨らます。 今年の秋にも再訪しようかな。 駅から歩きだして40分ちょっと、問題の個所に出くわしたぞ。 道幅はゆうに1m以上あり、人が歩いただけで崩落する危険は低そうだ。 ここの左にはエスケープルートが設けられているが、渡渉するかもしれない。 後になって、そのルートも確認すればよかったな。 この場所通過は自己責任で!! 林道終点。 この手前に、エスケープルートとの合流がある。 それからすぐ、古い橋が出現。 ここを渡るのだが、増水時は危険だろう。 登山道は直角に北東向きに変わり、山腹に取りつくような九十九折りがここから。 直進しないよう、トラロープが張ってある・・。 その場所から雰囲気が一気に変わり、薄暗い樹林帯の道をひたすら登る。 心拍数の上昇が激しいぞ。 唯一の救いは、ホトトギスやシジュウカラの鳴き声が楽しめること。 ラジオの受信は芳しくないから、囀りは良いBGMだ♪ しつこいくらいの九十九折りと別れを告げ、広く緩やかな尾根歩きになる。 ラジオの電波も入ってくるぞ。 その辺りから満開の山桜が現れ、まだ桜を観られると思うと嬉しい限りだ。 見事に咲いているのをパチリ☆ 山桜を鑑賞しながら、今日初めての休憩を摂ろう。 いつもの麦茶に、温泉饅頭だ。 人の手の加えられたソメイヨシノよりも、山桜の方が風情を感じるね。 さて、そろそろ出発しよう。 周りも明るくなり、南側が少し開けたところから大持山かな? あの山も今年登ろう! だいぶ武甲山に近付いたかなという場所で、この日初の岩場だ。 高さも無く傾斜も緩いから、それほど難所ではない。 岩場はそれ程続かず、元の歩きやすい道に。 武甲山の南西側をトラバースする登山道は、何か所か眺めの良い場所がある。 雲取山、酉谷山や三ツドッケの山並みが見事だ! その稜線歩きなど、気分最高だろうなぁ。 まだ武甲山に到達していないのに、次はあの山かななど想像してしまう。 ここでも立ちながら景色を楽しみ、暫しの休憩だ。 山頂に近付くと、今度は見たことのない植物。 群生しており、武甲山固有の植物?? ミズバショウが陸に生えているようにも見えるが、全く別物だろう。 大持・子持山方面との登山道出会いからすぐ、山頂だ! ただ今の時刻は10:26、1時間40分ほどで着いてしまったぞ。 コースタイムは3時間10分だから、半分近い。 途中休憩もしっかり摂って半分ほどのコースタイム、 いつもながら予定よりも早い昼食になりそうだ。 この奥に、展望台があるはず。 お昼は絶景を楽しんでからにしよう。 日曜とあって、奥に行くほど登山者が多い。 みんな早めの昼食を楽しんでいるね。 バーナーで調理している、本格的な人も。 自分もテント泊するとなると、バーナーで調理しないとね。 最初展望台がどちらか分からず、社の東側を行ったが行き止まり。 展望台は社の西側奥なんだね。 標高1304mの標識。 さらに前方に進むと、そこはまさに絶景だった!! 秩父盆地と、奥に広がる上州の山々。 痺れるくらいの超絶絶景だ! 標高1300m程でも、こんな世界を見られるんだね。 こちらは笠山、丸山方面。 先日縦走した登谷山や、ポピー鑑賞の際に登った大霧山も見える。 そして、羊山公園の芝桜だ! 望遠で撮影したのだが、7分咲きといったところかな。 満開は来週だろうね。 羊山公園は広い場所なのだが、武甲山山頂からだと豆粒みたいだ。 山頂に立つと、人間の小ささを感じてしまうよ。 その公園の東側、横瀬駅までこれから歩くんだ・・。 展望台は北西の風が強く、mont・bellのレインジャケット(雨具)の出番だ。 標高1300mとなると平地よりも8度ほど低く、 更に風も加わるから体感温度は5度くらいか。 雨具は風もシャットアウトするから、必ず持って行かないといけない。 先ほどまで閑散としていた展望台は、急に混みだしたぞ。 拙は絶景を十分満喫したから、神社へお参りだ。 標高のある山頂に、立派な社を建てたものだなぁ! 無事下山できるようにと手を合わせたら、お昼にしよう♪。 しかし、広場の目ぼしい所は先客が。 5分ほどウロウロして、柔らかな日差しの下、丸太がゴロン。 周りに人もいないし、広場を見渡せるからここでお昼だ。 今日はヤオコーのおにぎりセット。 無事登頂したお昼の、何と格別なこと(^^♪ ふと足元を見ると、カタクリだ。 早春に楽しめる、可愛らしいお花だ。 一輪だけとは珍しいな、たいていは群生するのだが。 おやつの羊羹も頂いたので、そろそろ下山するとしよう。 今年の秋にも再度登頂しようではないか。 靴紐を締め直し、表参道へ。 名前から想像できるように、すこぶる歩きやすい登山道だ。 そのせいか、スニーカーで登る人もいる。 いくら歩き易くとも、雨の後は滑りやすいから最低でもトレランシューズが良い。 下り始めて20分ほど、大広間のような場所に出くわす。 そこには見たことも無い杉の巨木が! 大き過ぎて写真に納まらない。 幹の太さは根元で2mくらいか!? 樹齢は何年だろう? 山の神様だね。 しばし眺めながら、麦茶とクラッカーで休憩を頂こう。 標高も低くなり汗ばんできたから、レインジャケットは再びザックへ。 さあ、横瀬駅への長丁場だ。 拙はやはり歩く速度が速いのか、何十人表参道で追い越したか。 走ってすらいないのだけど。 大杉から10分ほど下ると、水場だ。 大量の4lペットボトルがあり、この水を汲んで山頂のトイレなどに使うらしい。 そういえば何人か、このボトルを持って山頂に向かっていたなぁ。 水場を過ぎると、直ぐに舗装された林道が出現。 下界に戻ってきた感がある。 再び樹林帯に入るのだが、程なくして一の鳥居に無事到着。 そこには真新しいトイレができている。 2020年版の地図に載っていないから、新設したんだね。 そして横瀬駅へ向かう車道には、延々と続く駐車の行列! 県外ナンバーの車も多く、武甲山て人気の山なのだと実感。 そうそう、今日は日曜日なんだっけ。 一の鳥居から横瀬駅まで、コースタイム1時間半か。 タクシー使う人もいるようだが、拙は歩いて行こう。 陽ざしも心地よく、歩かないともったいないね。 鳥居から駅まで1/3ほど進んだところで、左側に大きな工場出現。 石灰岩の加工工場のようだ。 この辺りから車道は石灰岩の粉で埃っぽい。 平日はダンプカーなど走ってて、砂塵舞う感じだろう。 日曜日に武甲山のこのルートを選んだのも、これが大きな要因だ。 予想通りダンプや大型車は、駅まで一台も走っていない。 途中、武甲山をパチリ。 北面はだいぶ石灰岩の採掘が進んでいる。 昭和40年頃から、採掘により山容が大きく変わったようだ。 そろそろ西武線と並走する道路の手前、先日登った二子山だ。 いいオッ○イしてるなぁ! オッ○イ星人と思われるから、この辺にしておかないと💦 横瀬駅には13:16に到着。 登山計画では14時だから、今回ももだいぶ早いな。 上り電車の時刻を確認すると・・、数分前に発車してしまっている! 鳥居から少し走れば間に合ったと後悔しても仕方ない、特急を使おう。 西武鉄道の株主優待券があるから、乗車賃はだいぶ浮かせるからね。 帰りは所沢まで特急、本川越でいったん下車し、川越線で帰宅。 今日も無事に下山でき、何よりである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 18, 2023 09:13:11 PM
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