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テーマ:暮らしを楽しむ(388497)
カテゴリ:登山・ハイキング・さんぽ
五月晴れの今日、展望抜群の近場の山へ登山に行こう。
その山頂で、Trangiaのアルコールバーナーをデビューさせるのだ。 目的地は、ときがわ町にある弓立山で標高426m。 何度も登っているが、登山計画書を提出。 八高線の明覚駅から、テクテク旧バス停の桃木まで。 登山道入り口に到着。 しょっぱなから、やや急な階段が出現。 その階段は長く続かないのでご安心を。 階段が終わり、しばらく進むとミソサザイの奇麗な囀り♪ この鳥は、こういった薄暗い場所を好むね。 ヒガラの囀りも聞くことができる。 岩の混じる薄暗い尾根を進む。 少し高度を上げると、今度は何とコマドリの囀り♪ コマドリは亜高山帯の野鳥なのだが、 300mくらいの低山で鳴き声を聞くことができるとは、今日はツイている!(^^)! 更に高度を上げると岩が多くなり、前方に巨岩が出現。 地図記載の『男鹿岩』のようだ。 回り込むと難なく登れるよ。 男鹿岩からの眺めはなかなか素晴らしく、気分爽快になるね。 ここでザックを下ろし、今日初めての休憩を取ろう。 山頂まで400mほどと近く、そこで鴨鍋うどんだから麦茶だけ頂く。 3分ほど景色を眺め、山頂へ向けて出発。 前方が明るく、開けている雰囲気で山頂ぽい。 そうして山頂に到達だ。 暫く山頂の雰囲気を楽しんで、いよいよ鴨鍋うどんを仕込むべ。 コッフェルとバーナー、五徳、燃料、食材を広げる。 ぶっつけ本番、上手く出来るかな?? (圧電着火式バーナーなど複雑機構のギアは、必ず事前動作確認すべし) 木のベンチでは調理せず、風よけも兼ねてベンチの支柱の手前の切り株に、 VARGOの風防&五徳をセットする。 ベンチでの調理は、吹きこぼしたりして汚す可能性があるから、止めよう! 地面に風防を設置する際も、落ち葉など燃えやすいものは周囲から撤去する。 今日は風が強く、風速10m弱かな・・。 樹々が大きく煽られているぞ。 なるべく風の影響を受けないよう、風防の向きを選ぶ。 アルコールバーナーに入れる燃料の量は、バーナーの2/3くらいかな。 風がなければ、2/5くらいの量で大丈夫だと思う。 Trangiaのアルコールバーナーは、蓋のトップカバーの開閉で火力を調整できる。 しかし、蓋をしないで最大火力で調理し続け、 燃料がなくなると同時に調理完了というのが理想じゃないのかな。 特に今日の麺類や鍋料理の場合は。 これって旅館の料理で出される、固形燃料で鍋を温めて頂くのと同じだね。 だからアルコールバーナーは、ある程度の慣れが必要だ。 風防の中にバーナーを置き、燃料を注ぐ。 ライターで着火すると、ボッという音。 アルコール燃料は炎が殆ど透明だから、この音で着火を確認できる。 晴れていると、陽炎でも着火を確認できるよ。 決して覗き込まないように! 炎が安定してきたら、バーナーを風防の中心に移動させ、 うどん以外の食材を全て投入しておいたコッフェルをセットし、煮込み開始。 具は葱と人参、蒲鉾、鴨肉。 葱と人参は予め火を通し、下ごしらえ済みだ。 山頂では煮込むだけだから、調理とまでとは言わないかな。 やや強風を伴う今日、沸騰まで予想以上に時間が掛かるぞ。 バーナーの燃料足りるか? 6分ほどかな、沸騰し初めでうどん投入だ。 グツグツグツ・・。 うどんが柔らかくなり過ぎない程度に煮込むと良いだろう。 出来た!! バーナーは未だ燃焼中だから、蓋をして消化。 では、出来立ての鴨鍋うどんを頂くとしよう! うどんはやや硬めながら、葱の香ばしさと鴨肉のジューシーさが食欲をそそる。 このつゆは初めての購入だが、流石ヤオコーで売ってるもの。 上品な仕上がりで、つゆは全て飲み干し。 上州の山々から筑波山を眺めての食事は、おにぎり以上だ。 これからは出来るだけ、バーナーで調理したのを頂こうじゃないか。 山頂でバーナー焚いての食事は、数十年ぶりだな。 もっともその頃は、オートキャンプに似てお手軽登山なのだが。 鴨鍋うどん、最高に美味しく頂け、ご馳走様でしたm(_ _)m さて、後片付けが待っている。 コッフェルとその蓋はティッシュを麦茶で湿らせ、内側を拭き拭き。 Torangiaのバーナー袋を詰めるからね。 バーナーを確認すると、燃料がやや残っている。 燃料パックの口を開け、サバイバルナイフのブレード伝いに燃料を戻す。 チタンの風防はとっくに冷えているので、すぐに袋に入れてザックへ。 コッフェルの収納袋はキツキツだが、慣れればサッとしまえるだろう。 そうして、その場に登山者の形跡を残さないのが上等。 ゴミは全て袋に入れてザックへ。 余ったつゆをその場で捨てるなど、以ての外だ! 食事も絶景も十分に満喫、そろそろ下山しよう。 その前に男鹿岩方面の登山道から、再び山頂広場をパチリ☆ 食事しながら眺めた、筑波山方面。 スカイツリー方面だが、霞で微妙に見えるくらい。 笠山、堂平山、丸山を確認できる。 その全ての山頂は絶景で、ストックシェルター張って天体観測も魅力的だな。 1年以内に実現させよう! 下山は大附へと続く尾根筋を辿る。 ちょっと藪ってる場所は、サバイバルナイフ振りかざしてばっさり。 マチェットも自宅にあるのだが、長くて取り回しがね・・。 本格的な藪漕ぎ以外なら出番は無しなのだ。 そうして民家脇の登山口に無事到達。 これから武州唐沢まで、舗装道路を延々と歩く。 途中の民家の庭先で、立派に咲いている牡丹を発見♪ 我が家のとはスケールが違い、見事な咲きっぷりだよ。 寄って更にパチリ☆ 越生の街並みや右手に見える山々を眺めながら、武州唐沢駅に到着だ。 今日は緩い登山ながら、絶景に鴨鍋うどんと中身の濃い登山で大満足(#^^#) お疲れさん。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 8, 2024 09:59:28 AM
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