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May 20, 2023
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5/20の天気予報は、関東では雲が多く山梨・長野より西は晴れ。
どの山に行くか迷った末、ちょい遠いが日本百名山の一つである瑞牆山へ。





ガイド本によると、山頂からの眺めは素晴らしいの一言だ!
コースは瑞牆山荘をスタート地点とし、
『みずがき山自然公園』を下山後に経由して、反時計回りに歩く。





山荘発15:20のバスに間に合うよう、工程を組んである。
前日に登山計画書を提出し、絶景に期待を膨らませ早めに就寝。

当日は登山口まで韮崎駅から出るバスに乗車し、10時少し過ぎに登山開始だ。
韮崎駅8:01着となるよう各駅停車で向かい、
韮崎駅8:50始発の『みずがき山荘行き』バス乗車。
終点の山荘着は10:09と、バスだけでも1時間20分弱の長い乗車だ。
このバスは季節運行なので、最新の情報は予め調べておこう。
運賃は、韮崎駅前ーみずがき山荘が片道だけで¥2,100-と高ぇ~!

土曜とあって、韮崎駅前のバス停は、次第に登山者でごった返し。
今日は臨時のバスとジャンボタクシーが急遽手配される。
拙は早めに並んでいるので、臨時バスに。
係の人の説明では、先行のバスより少し早く着く予定らしい。

そうして、やっとこさみずがき山荘バス停に10:03到着だよ。
韮崎ではいい塩梅で晴れだが、山荘では曇り・・、絶景拝めるかなぁ。
すぐ近くのトイレで用をたし、ストレッチをしていざ瑞牆山へ!!





登山口から少し、八分咲きのミツバツツジが拙らを出迎えてくれる♪
ツツジをまだ拝めるとは、ありがたや~(^^♪
瑞牆山荘の標高は1,510mもあるから、これから最盛期だろう。





すぐ前の登山者はテント泊の装備だから、甲武信ケ岳へ向けての縦走かな?
途中、金峰山を踏むことになるから、甲武信と併せて百名山を2座とはオイシイ。

登山道は、すぐにやや急な九十九折り。





このパーティーも、装備からして甲武信ケ岳へと向かうのだろうか?
拙はペースが速いのか、こういったパーティーを次の小屋まで何組も追い越し。
道を譲って下さり、有難うございますm(_ _)m

九十九折をこなすと緩やかな尾根筋になり、貴重な水場に出くわす。





写真に収めてはいないが、水量は豊富だ。
水場を越して目と鼻の先の、富士見平小屋に到着。





ただ今の時刻は、10:30。
山と高原地図記載では、テントを100張できるとあって広々としている。
テントに荷物をデポって、金峰山にアタックするなんて山行も出来そうだ。
小屋の名前の通り、富士山の眺めが素晴らしい!とHPにあるのだが・・。
この日はガスってて、眺望ゼロ(T_T)
ここに立ち寄ったのは、瑞牆山のバッジを購入するため。
シャクナゲがデザインされているのをGETだ☆

小屋前にはベンチも豊富で、そこでザックを下ろして今日初めての休憩。
満足バーと麦茶で栄養補給しながら、地図でルートを再確認。
この先にハシゴか、どれだけ難易度が高いのか楽しみだな♪

2分ほど休憩し、山頂へ向けて出発。
小屋から先は登山道の雰囲気が一変し、ガレっぽく足場がやや悪い。





浮石に注意して進もう。
更にささやかな渡渉の場面。





変化に富むコースで、楽しみ甲斐があるね~♪
拙はトレランシューズに白パンツだから、コケないよう注意して渡る。
その先にちょっとした広場があり、巨岩がパックリ!!





これが地図記載の『桃太郎岩』だろう。
人があんなに小さく。
自然の営みって、時に想像を絶する表現をするね。
ただ今の時刻は10:52だ。

桃太郎岩の右手に階段があるのだが、それがハシゴかな。
20mくらいの垂直を登ると予想していたのだが、拍子抜けだ。
そうは言ってもコケないように。

次第に登山道は岩場となり、クサリ場の出現。





渋滞気味なのだが、先方が拙にトップバッターを譲って下さる。
傾斜は60度くらい、鎖の長さは10mといった感じかな。
鎖は無しでも登れるのだが、前日の雨で岩盤が濡れているので、
鎖を補助に慎重に登る。
それでも10秒ほどで、アッという間に踏破。
この先も巨岩相手によじ登ったりと、アスレチックなコースだ。
所々に立派に咲くシャクナゲが、登山者の目を楽しませてくれるよ。





蕾が多く、満開はもう少し先だね。

標高が上がるにつれ、ガスも濃くなる。
岩の大きさも増し、奥深い山の中という感じだ。





巨岩をよじ登ると、そこは平たいささやかな広場。





汗ばんできているので、ザックを下ろして暫し休憩と背中のムレ解消。
麦茶と残りの満足バーを頂く。
この場所、晴れていれば絶景かもしれないな。
遠くでアカゲラとヒガラの鳴き声だけがするよ。
山頂までもうひと踏ん張りだ、出発しよう!

その先、大きな岩のクサリ場。





この岩は足場が少ないな・・、鎖を頼りに登ろう。
ガスっててイマイチ高度感が分からないのだが、前方に大きな岩峰。





目指す山頂か?
その直後、不動滝へとの分岐を山頂へと進み、瑞牆山最後の悪あがきだ。





最後まで気を抜けないね。
このアスレチックな場面をクリアし、その先には遂に山頂らしき光景。





前日の雨で足場が悪い中をこなし、遂に山頂に到達だ!!





11:43着だから、登山計画より30分弱早い。
引いて山頂の標識付近をパチリ☆





なかなかの盛況ぶり、流石は日本百名山の一つだね。
これから混みそうだから、昼食の場所を探そう。
岩峰の端近くに陣取り、そこでおにぎりセットを頂く。
今日の山頂は混んでるだろうし、水平な場所探すの難しそうと予想し、
バーナーでの調理を予定していないのだ。
相変わらずガスが濃いのだが、2230mの頂点で頂くおにぎりは格別だ♪
何かを成し遂げた後のご馳走は最高だね!(^^)!
デザートはお饅頭を頂こう。

予想通り混んできているので、山頂から数枚パチリ☆











時折、薄日が差すものの直ぐにガスってしまう。
絶景は次回にお預けだな、残念だが下山しよう。

先ほどの悪あがき場面は、足元が濡れているので慎重に下る。
不動滝へと続く分岐ルートを地図と道標とで確認し、下山開始。
下山ルートは沢・谷コースで、登山道の雰囲気が一変するね。
木の根は濡れていると滑りやすいから、踏まないように慎重に。








途中、ハッとするような鳥の囀り、コマドリだ☆
流石は日本三鳴鳥のうちの一つだね。
谷間に澄んだ鳴き声が響き、心が和むよ(#^^#)

登山道を北西に進路を変える辺りから、巨岩帯の間を進む。








お城の石垣みたいだが、自然が作り出したんだよね??
よく地震で崩壊しないなぁと感心。
暫し奇岩を眺めながらの下山が続き、右手に大きな滝現る!
13:16、不動滝だ。





水量は僅かなので、鎖が垂れ下がっていればよじ登ってみたいな。

滝壺の手前、右手にシャクナゲの群生地がある。
見事に咲き誇っているのを激写☆





開花すると、その下の葉が下がるところが愛らしいね。
ツツジも良いが、シャクナゲも見応えがあり楽しめるよ。

ここはちょっとした広場となっており、
ザックを下ろしてゼリー飲料で栄養補給をしよう。
ここに来て青空が雲の合間から覗き、陽射しも心地良い。
地図で再びルートを確認し、次のチェックポイントはみずがき山自然公園。

暫くは沢沿いを下り、こんな橋も出現。





いつしか山腹トラバースへと変わり、再びシャクナゲの群生地。





今度はハンパない群生っぷりだ。





シャクナゲのトンネルだね。
数日後は満開で、見事だろうな~!
百名山バッジにデザインされるだけの事はあるよ。
正にシャクナゲ天国だ(^^♪

シャクナゲ天国を過ぎると、今度は満開のミツバツツジがお出迎え。





この樹は特に樹高が高いなぁ。
あそこまで成長するのに、どれくらいの月日が流れるのだろうか?

明るい九十九折のその先は、林道に出くわす。
砂利道・舗装道路だから、かなりの速足で公園に向かうも、登山者はいない。
このルートで下山する人は、少ないのかもね。
単調なアスファルトを下り、チェックポイントの公園に到達、14:11だ。
富士見平小屋に負けず劣らず、テントを張っている人が多いね。

公園からは瑞牆山の雄姿を拝めることが出来る。








山頂があんなにクッキリと。
あそこからの眺めは今時分、素晴らしいのだろうなぁ・・。
下山して天候が回復って、登山あるあるだ💦

トイレで溜めたものを放出し、スッキリ気分で瑞牆山荘を目指す。
山荘には14:50頃に無事到着、今回も無事に下山である。
バスの時刻まで余裕があるので、山荘で瑞牆山のバッジを買う。
富士見平のとは、また違うデザインなんだよね。

帰りのバスは思いの外登山者が少なくて、10人くらい。
運転手さんの話では、山荘で泊まる登山者が殆どらしい。
明日なら確実に快晴の予報だからね。
途中バスに揺られながら、八ヶ岳や鳳凰三山の雄大さに感動!!
今年登頂したいが、休日と天候次第だ。

定刻通りに韮崎駅に着き、乗り継ぎの新宿行き特急に間に合う。
奮発して新宿までグリーン車、ゆったり帰宅。

今回も長い山行記にお付き合い下さいまして、有難うございますm(_ _)m





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Last updated  June 9, 2023 06:18:36 AM
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