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テーマ:暮らしを楽しむ(388153)
カテゴリ:登山・ハイキング・さんぽ
今日はいよいよ、念願の巻機山を目指す登山だ。
6時前に起床し、宿の窓から越後湯沢の上越新幹線方面をパチリ☆ 完膚なきまでのガスっぷりだぞ、おぃ(T_T) 巻機山からの絶景は大丈夫か?? 老舗旅館に前泊までして臨むんだから、それなりのリターンは望むよ。 自分でしっかり判断して来ちまったんだから、現実に不満言っても始まらない。 楽しくなるような登山にしよう。 前日に駅前で購入したサンドイッチで、軽く朝食を済ます。 チェックアウトし、再びそこで昼食のおにぎりを調達。 今回もバーナーとコッフェル、食材は無しの簡単ランチ。 上越線で六日町駅へ向かうのだが、今日は月曜とあって高校生が殆ど。 登山客なんぞ拙くらいだぞ。 彼らの殆どが六日町下車で、改札通過にだいぶ時間を要したよ。 こんなに混むのなら、越後中里ー浦佐を1本くらい 無人運転の車両を導入しても良いんじゃね?JR東さん。 で、六日町駅を降り立ち、駅舎をパチリ☆ 割とモダンな駅舎だ。 バスの時刻までだいぶ時間があるので、ストレッチをしたり周辺をウロウロ。 六日町駅直ぐに坂戸山なるのがあり、見晴らしが良いとあるぞ。 お墓参りに途中下車して、登ってみるか。 駅周辺には美味しそうな飲食店が多く、機会を見て訪れたいね。 定刻通り清水行きのバスに乗車し、終点の清水に下車。 かなり前から乗客は拙のみだぞ、大丈夫かこの路線。 清水にて帰りのバス時刻を再確認し、先ずは巻機山登山口へ。 途中に大きな駐車場があり、10台ほどの自家用車。 地方はクルマ社会だね。 この駐車場で巻機山のバッジが売っているらしく、下山時に購入しよう。 9:09に登山口に到着。 ここにも広々と駐車スペースがあり、数台の自家用車。 更に進むと本格的な登山道。 前日の雨で足場がよろしくないので、コケないように。 暫く進むと、何とヤマツツジだ! 7月になっても越後の山では拝めるんだね、ありがたや~♪ 5合目とあるチェックポイントに、9:50に到着。 尾根から突き出ており、晴れていれば展望が効くだろう。 コンパスで方位を確認し、巻機山南の稜線方面をパチリ☆ その稜線を南下すると白毛門(しらがもん)へと続くのだが、難ルートだ。 登山スキルを磨いて、チャレンジしたいルートの一つ。 ここで数分休憩し、麦茶と羊羹で栄養補給しよう。 山頂での絶景を期待し、ここでは即撤退。 暫くはブナ一色の登山道を登る。 足元が深くえぐられている箇所が多く、下山時には気を付けないとね。 ここが6合目の展望台か? 左の岩峰は天狗岩で、その手前はヌクビ沢だろう。 7月だというのに雪渓だ! あんな凄い沢を登るのか、さすが破線ルートだ!! だいぶ高度を上げ、ガスの切れ間から青空だぞ!(^^)! あのゆったりした頂が、巻機山か? 山頂に着くころには景色を拝めそうだぞっ、テンション上がるなぁ!! これで登山女子がいれば最高なのだが、現実はそう甘くない。 登山口から誰とも会っていないのだ。 梅雨時期というのが大きな要因だろう。 次第に登山道はガレっぽくなり、標高が高いことを感じさせる。 ガレ場を過ぎると、木製の階段が出現。 ここだけ人工的で不自然だな。 その傍ら、ニッコウキスゲかな? こちらはウラジロヨウラクだろう。 ツツジの仲間だね。 そろそろニセ巻機だろうという地点から、本物の巻機山をパチリ☆ 先ほどよりもグッと近付いたよ。 こちらにも雪渓があるが、女性的な雰囲気の山容だね。 そろそろニセ巻機が姿を現しそうな予感。 岩がゴロゴロしてるけど、歩きにくくはないよ。 そうして11:30、ニセ巻機に到着だ。 山と高原地図には、前巻機山ともある。 ニセだなんて、ここを巻機山と勘違いする人が多いからなのだろうか?? そこから、巻機山へと続く稜線上の登山道が見えるね。 まさに天空の山歩きだ。 中央よりやや左のとんがりは、割引岳(われめさけだけ)というのだ。 何かエロい山名じゃね? われめってアレ?? 織姫が村一番の良いオトコとヤッて、処女〇失しちまったのかな? あ~イカン! 単独行だと卑猥でくだらん妄想しちまうぞ💦 邪な思考は、ハクサンシャクナゲの清楚な佇まいで洗い流そう(^-^; 強風が吹き荒れる環境下からなのか、樹高が低くハイマツみたいだ。 瑞牆山や天城山のシャクナゲとは、雰囲気が全く違うね。 おっ、巻機山避難小屋だ。 右の大きな雪渓付近が、地図記載の水場のようだ。 避難小屋には、11:36に到着。 どれどれ、小屋の中はというと・・。 お~~、メッチャ奇麗じゃん!感動モン!! ここを利用する登山者のマナーの高さを実感するよ。 拙もいつかは避難小屋泊して縦走する機会が来るはずだから、 小屋を後にする際は掃除して奇麗にしてから出発しよう。 ここで漸く、5人ほどの登山者と挨拶。 早くも下山するようだ。 小屋から水場までは目と鼻の先だから、立ち寄ってみよう。 水源の雪渓をパチリ☆ 間近で見るとデカいね。 さすが越後は豪雪地帯。 道中、ハクサンコザクラが満開。 イワカガミも満開で出迎えてくれるよ。 髭もじゃで特徴ある高山植物だね。 他にもかなりの種類の高山植物が咲いており、お花畑だ♪ 巻機山で一番の時期かもしれないね。 水場の水は清涼感に溢れ、登山の疲労を吹き飛ばしてくれるよ。 1本のフラスクの麦茶を飲み干し、汲んでいこう。 登山道に復帰し、小屋の先の稜線脇に池塘だ! 初めて間近に目にするその姿に、またもや感動(^^♪ 白いフワフワはワタスゲだ! 高山植物も豊富で池塘に天空の稜線歩き、巻機山の虜になりそうだよ。 百名山の名に恥じないね。 そのワタスゲを、別の場所から。 ワタスゲ、初めて見てまた感動! 今日の選択は大正解だ(#^^#) 更に歩を進め、別の池塘。 そこから避難小屋とニセ巻機を臨む。 割引岳への分岐点に広場があり、巻機山の標識。 が、ここから東へ10分ほど進んだ地点が、巻機山の最高地点なのだ。 木道のある、気持ちの良い稜線歩きを続けると・・。 お~、ここが山本掲載の場所だぞ。 10年以上の開きはあるはずだが、池塘の形はそのまんま! ここでも感動!(^^)! 青空に浮かぶケルンだ。 巻機山最高地点は近いぞ。 そうして12:12、ブログ冒頭の巻機山最高地点に到達。 山頂標識は無いね。 正午は過ぎているので、ここでお昼にしよう。 運よく青空が広がり、絶景を眺めながらのおにぎりは格別だね♪ 朝はどうなるかと不安だったが、晴れ間が広がりありがたや~。 まさに梅雨の晴れ間だね。 牛首岳方面を。 こちらは武尊山や日光白根山方面。 僅かにならまた湖が確認できる。 再び避難小屋とニセ巻機。 西の空は雲が厚く、苗場山や妙高山などが見えるはずなのだが、 朝のガスっぷりからこんだけ晴れてくれたんだ、贅沢は言わんよ。 デザートに羊羹とお饅頭も頂き、ご馳走さま~m(_ _)m 牛首岳も眺望が良いと山と高原地図に記載あるのだが、往復で70分かかる。 麓に下りる頃は15時を過ぎそうと、最初から予定していない。 もし踏むのなら、清水の民宿で前泊し早朝出発しないと。 さて、絶景もお昼も満喫し、そろそろ下山するべ。 広場よりやや下から、再び避難小屋とニセ巻機山(しつこい?) 小屋と広場の間に点在する池塘をパチリ☆ こちらは一面ワタスゲ。 写真ではかなりスケールダウンしてしまうのが、マジ残念なところ。 感動を味わうには、やはり行くっきゃないね。 後ろを振り返ると、巻機山の優しい山容が。 季節を変えてまた来るよ~~、バイバイ(^^)/ 前方は、清水の集落かな? 再び天狗岩と割引岳。 それにしても織姫伝説のある百名山なのに、オンナがいねぇなぁ・・。 なんて不謹慎なこと想像してたら、粘土質の登山道で軽く足を取られる。 白のパンツが少し汚れてしまったよ( ;∀;) 素早く手をついたので出血などの怪我はなく、不幸中の幸いだ。 下山時は特に注意力散漫にならないようにせんと、改めて痛感。 そうして無事、井戸尾根への標識のある地点へ。 ただ今の時刻は14:37だから、清水からの14:21のバスはとうに出発。 次のバスは17:16だ。 今朝の駐車場管理事務所に、今の時間は管理人さんがいる。 そこで巻機山の山バッジを入手できると、予め調べてあるんだよね。 情報では1種類のバッジだが、新たに1つ増えている! チャームが付いてて、子供が好きそうなデザイン。 拙は、前からある古いデザインのを買おう。 おっと、写真を撮るのを失念!! 購入した山バッジは、後ほど。 17時のバスまでだいぶあるし、しかもカフェなんぞお洒落なモンない。 そうだ、ここから6kmほど下る『沢口』というバス停から、 15時半くらいに六日町駅行き始発バスがあるんだ。 下界は日差しが強いが、いっちょ走ったろか。 下山で膝に負担が来ているところに、6キロを超えるラン。 バス停に着くころには膝がガクガクだよ。 どれどれ、バスは・・。 何てこったぁぁぁ!6分前に出発しちまってるじゃねーか、がくっ( ゚Д゚) 次のバスは清水からのだから、もうタクるべ。 事前にタクシー会社の電話番号をメモっておいて正解だよ。 六日町タクシーを呼び、15分ほどでお迎えが。 六日町駅に着き、その10分後に越後湯沢停車の電車がタイムリーに来る。 沢口から六日町駅前までタクシー料金¥3,800-くらいだが、 タクって大正解だね。 越後湯沢駅でお土産を買い、大宮まで新幹線のグリーンで帰るべ。 陽が明るいうちに帰宅でき、何よりである。 さて、次回はどの山に登ろうかな? おわり お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 9, 2024 12:38:43 PM
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