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July 3, 2023
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今日はいよいよ、念願の巻機山を目指す登山だ。





6時前に起床し、宿の窓から越後湯沢の上越新幹線方面をパチリ☆





完膚なきまでのガスっぷりだぞ、おぃ(T_T)
巻機山からの絶景は大丈夫か??
老舗旅館に前泊までして臨むんだから、それなりのリターンは望むよ。
自分でしっかり判断して来ちまったんだから、現実に不満言っても始まらない。
楽しくなるような登山にしよう。

前日に駅前で購入したサンドイッチで、軽く朝食を済ます。
チェックアウトし、再びそこで昼食のおにぎりを調達。
今回もバーナーとコッフェル、食材は無しの簡単ランチ。

上越線で六日町駅へ向かうのだが、今日は月曜とあって高校生が殆ど。
登山客なんぞ拙くらいだぞ。
彼らの殆どが六日町下車で、改札通過にだいぶ時間を要したよ。
こんなに混むのなら、越後中里ー浦佐を1本くらい
無人運転の車両を導入しても良いんじゃね?JR東さん。
で、六日町駅を降り立ち、駅舎をパチリ☆





割とモダンな駅舎だ。

バスの時刻までだいぶ時間があるので、ストレッチをしたり周辺をウロウロ。
六日町駅直ぐに坂戸山なるのがあり、見晴らしが良いとあるぞ。
お墓参りに途中下車して、登ってみるか。
駅周辺には美味しそうな飲食店が多く、機会を見て訪れたいね。

定刻通り清水行きのバスに乗車し、終点の清水に下車。
かなり前から乗客は拙のみだぞ、大丈夫かこの路線。
清水にて帰りのバス時刻を再確認し、先ずは巻機山登山口へ。
途中に大きな駐車場があり、10台ほどの自家用車。
地方はクルマ社会だね。
この駐車場で巻機山のバッジが売っているらしく、下山時に購入しよう。

9:09に登山口に到着。





ここにも広々と駐車スペースがあり、数台の自家用車。
更に進むと本格的な登山道。





前日の雨で足場がよろしくないので、コケないように。
暫く進むと、何とヤマツツジだ!





7月になっても越後の山では拝めるんだね、ありがたや~♪

5合目とあるチェックポイントに、9:50に到着。





尾根から突き出ており、晴れていれば展望が効くだろう。
コンパスで方位を確認し、巻機山南の稜線方面をパチリ☆





その稜線を南下すると白毛門(しらがもん)へと続くのだが、難ルートだ。
登山スキルを磨いて、チャレンジしたいルートの一つ。

ここで数分休憩し、麦茶と羊羹で栄養補給しよう。
山頂での絶景を期待し、ここでは即撤退。

暫くはブナ一色の登山道を登る。




足元が深くえぐられている箇所が多く、下山時には気を付けないとね。

ここが6合目の展望台か?
左の岩峰は天狗岩で、その手前はヌクビ沢だろう。





7月だというのに雪渓だ!
あんな凄い沢を登るのか、さすが破線ルートだ!!

だいぶ高度を上げ、ガスの切れ間から青空だぞ!(^^)!





あのゆったりした頂が、巻機山か?
山頂に着くころには景色を拝めそうだぞっ、テンション上がるなぁ!!
これで登山女子がいれば最高なのだが、現実はそう甘くない。
登山口から誰とも会っていないのだ。
梅雨時期というのが大きな要因だろう。

次第に登山道はガレっぽくなり、標高が高いことを感じさせる。





ガレ場を過ぎると、木製の階段が出現。





ここだけ人工的で不自然だな。
その傍ら、ニッコウキスゲかな?





こちらはウラジロヨウラクだろう。





ツツジの仲間だね。

そろそろニセ巻機だろうという地点から、本物の巻機山をパチリ☆
先ほどよりもグッと近付いたよ。





こちらにも雪渓があるが、女性的な雰囲気の山容だね。

そろそろニセ巻機が姿を現しそうな予感。





岩がゴロゴロしてるけど、歩きにくくはないよ。
そうして11:30、ニセ巻機に到着だ。





山と高原地図には、前巻機山ともある。
ニセだなんて、ここを巻機山と勘違いする人が多いからなのだろうか??
そこから、巻機山へと続く稜線上の登山道が見えるね。





まさに天空の山歩きだ。

中央よりやや左のとんがりは、割引岳(われめさけだけ)というのだ。
何かエロい山名じゃね?
われめってアレ??
織姫が村一番の良いオトコとヤッて、処女〇失しちまったのかな?
あ~イカン!
単独行だと卑猥でくだらん妄想しちまうぞ💦

邪な思考は、ハクサンシャクナゲの清楚な佇まいで洗い流そう(^-^;





強風が吹き荒れる環境下からなのか、樹高が低くハイマツみたいだ。
瑞牆山や天城山のシャクナゲとは、雰囲気が全く違うね。

おっ、巻機山避難小屋だ。





右の大きな雪渓付近が、地図記載の水場のようだ。

避難小屋には、11:36に到着。





どれどれ、小屋の中はというと・・。





お~~、メッチャ奇麗じゃん!感動モン!!
ここを利用する登山者のマナーの高さを実感するよ。
拙もいつかは避難小屋泊して縦走する機会が来るはずだから、
小屋を後にする際は掃除して奇麗にしてから出発しよう。

ここで漸く、5人ほどの登山者と挨拶。
早くも下山するようだ。

小屋から水場までは目と鼻の先だから、立ち寄ってみよう。
水源の雪渓をパチリ☆





間近で見るとデカいね。
さすが越後は豪雪地帯。
道中、ハクサンコザクラが満開。





イワカガミも満開で出迎えてくれるよ。





髭もじゃで特徴ある高山植物だね。
他にもかなりの種類の高山植物が咲いており、お花畑だ♪
巻機山で一番の時期かもしれないね。

水場の水は清涼感に溢れ、登山の疲労を吹き飛ばしてくれるよ。
1本のフラスクの麦茶を飲み干し、汲んでいこう。

登山道に復帰し、小屋の先の稜線脇に池塘だ!





初めて間近に目にするその姿に、またもや感動(^^♪
白いフワフワはワタスゲだ!
高山植物も豊富で池塘に天空の稜線歩き、巻機山の虜になりそうだよ。
百名山の名に恥じないね。

そのワタスゲを、別の場所から。





ワタスゲ、初めて見てまた感動!
今日の選択は大正解だ(#^^#)

更に歩を進め、別の池塘。





そこから避難小屋とニセ巻機を臨む。





割引岳への分岐点に広場があり、巻機山の標識。





が、ここから東へ10分ほど進んだ地点が、巻機山の最高地点なのだ。

木道のある、気持ちの良い稜線歩きを続けると・・。
お~、ここが山本掲載の場所だぞ。





10年以上の開きはあるはずだが、池塘の形はそのまんま!
ここでも感動!(^^)!

青空に浮かぶケルンだ。





巻機山最高地点は近いぞ。
そうして12:12、ブログ冒頭の巻機山最高地点に到達。
山頂標識は無いね。

正午は過ぎているので、ここでお昼にしよう。
運よく青空が広がり、絶景を眺めながらのおにぎりは格別だね♪
朝はどうなるかと不安だったが、晴れ間が広がりありがたや~。
まさに梅雨の晴れ間だね。


牛首岳方面を。





こちらは武尊山や日光白根山方面。





僅かにならまた湖が確認できる。
再び避難小屋とニセ巻機。





西の空は雲が厚く、苗場山や妙高山などが見えるはずなのだが、
朝のガスっぷりからこんだけ晴れてくれたんだ、贅沢は言わんよ。
デザートに羊羹とお饅頭も頂き、ご馳走さま~m(_ _)m

牛首岳も眺望が良いと山と高原地図に記載あるのだが、往復で70分かかる。
麓に下りる頃は15時を過ぎそうと、最初から予定していない。
もし踏むのなら、清水の民宿で前泊し早朝出発しないと。
さて、絶景もお昼も満喫し、そろそろ下山するべ。

広場よりやや下から、再び避難小屋とニセ巻機山(しつこい?)





小屋と広場の間に点在する池塘をパチリ☆





こちらは一面ワタスゲ。





写真ではかなりスケールダウンしてしまうのが、マジ残念なところ。
感動を味わうには、やはり行くっきゃないね。

後ろを振り返ると、巻機山の優しい山容が。





季節を変えてまた来るよ~~、バイバイ(^^)/

前方は、清水の集落かな?





再び天狗岩と割引岳。





それにしても織姫伝説のある百名山なのに、オンナがいねぇなぁ・・。
なんて不謹慎なこと想像してたら、粘土質の登山道で軽く足を取られる。
白のパンツが少し汚れてしまったよ( ;∀;)
素早く手をついたので出血などの怪我はなく、不幸中の幸いだ。
下山時は特に注意力散漫にならないようにせんと、改めて痛感。

そうして無事、井戸尾根への標識のある地点へ。





ただ今の時刻は14:37だから、清水からの14:21のバスはとうに出発。
次のバスは17:16だ。

今朝の駐車場管理事務所に、今の時間は管理人さんがいる。
そこで巻機山の山バッジを入手できると、予め調べてあるんだよね。
情報では1種類のバッジだが、新たに1つ増えている!
チャームが付いてて、子供が好きそうなデザイン。
拙は、前からある古いデザインのを買おう。
おっと、写真を撮るのを失念!!
購入した山バッジは、後ほど。

17時のバスまでだいぶあるし、しかもカフェなんぞお洒落なモンない。
そうだ、ここから6kmほど下る『沢口』というバス停から、
15時半くらいに六日町駅行き始発バスがあるんだ。
下界は日差しが強いが、いっちょ走ったろか。
下山で膝に負担が来ているところに、6キロを超えるラン。
バス停に着くころには膝がガクガクだよ。
どれどれ、バスは・・。
何てこったぁぁぁ!6分前に出発しちまってるじゃねーか、がくっ( ゚Д゚)
次のバスは清水からのだから、もうタクるべ。
事前にタクシー会社の電話番号をメモっておいて正解だよ。
六日町タクシーを呼び、15分ほどでお迎えが。
六日町駅に着き、その10分後に越後湯沢停車の電車がタイムリーに来る。
沢口から六日町駅前までタクシー料金¥3,800-くらいだが、
タクって大正解だね。
越後湯沢駅でお土産を買い、大宮まで新幹線のグリーンで帰るべ。
陽が明るいうちに帰宅でき、何よりである。

さて、次回はどの山に登ろうかな?

おわり





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Last updated  May 9, 2024 12:38:43 PM
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