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テーマ:暮らしを楽しむ(387526)
カテゴリ:登山・ハイキング・さんぽ
雲取山縦走登山の2日目、微かな雨音?で4時前に目を覚ます。
小屋泊の朝は早いよ~。 雨??と恐る恐る窓の外を確認すると、澄んだ空気で朝焼け手前。 何だ、夜露が屋根を落ちている音のようだ。 ホッと胸をなでおろす。 相方のTさんももその音が気になっているらしく、晴れていると告げると安心。 同じことを考えていたんだね。 その窓から、朝焼けを臨む。 実際はもっと幻想的なのだが、写真ではフォトジェニックさが伝わらない。 拙の撮影の腕が悪いと言わんでくれ💦 この感動は、是非とも現地で味わってほしい! 4:22、外は肌寒くはないね。 これも地球高温化かなと、Tさんと話す。 素早く着替えを済ませ、レインジャケットを羽織り小屋裏の小高い場所へ。 このレインジャケット、雨風通さず体内からの湿度は放出する登山用。 10人くらいの登山者が、既に日の出を待っている。 お互い挨拶を交わし、朝焼けと日の出を拝む。 今日はちょうど、太陽が樹にかかってる。 夏至の頃ならもう少し左から登るのだろうね。 みんな樹が邪魔と言ってるよ(笑) 朝焼けと日の出を満喫したら、小屋に戻って登山の身支度。 朝食は焼き鮭にお味噌汁とご飯、漬物に生卵に味付け海苔。 おっと、写真を撮るの忘れたーー! 朝食もご飯のおかわり自由なんで、2杯もおかわりだ。 拙の燃費は悪いからね、遠慮なくいっぱい頂くよ~。 最後は卵かけご飯にして、どうもご馳走さまでしたm(_ _)m 小屋の方にお礼を述べ、チェックアウト。 雲取山は三峯神社とは逆方向で、一旦鴨沢方面へと戻る形に。 鬱蒼とする樹林帯を抜け、雲取山頂の手前。 お~~、今日は昨日と打って変わって青空が広がっているぞ♪ しかも、ブログ冒頭の富士山も拝める(^^♪ 昨日お昼を取った岩場をパチリ。 山名盤と山頂標識。 ズームだべ。 清々しい青空に富士山、昨日と瑞牆山のガスガス攻撃、倍倍返しだ!! あ~スッキリ(^^♪ 山頂でTさんに写真を撮っていただき、何人かの登山者の方と挨拶。 Tさん、大変お世話になり有難うございます。 無事に聖岳登頂できますように。 拙も聖岳、来年目指すか。 雲取山、バイバイ(^^)/ 今度は時期を変えてまたチャレンジするよ。 さぁ、三峯神社を目指して下山しよう。 雲取山荘、どうもお世話になりましたm(_ _)m 山荘北側のテント場。 昨日は8張りほどテントがあったのだが、既に皆撤収完了だ。 ただ今の時刻は7:03だから、テント泊する人は行動が早いね。 7時と割と早い時間に縦走登山できるのは、小屋泊ならではだね。 澄んだ空気とシジュウカラの囀り、朝日が心地良いよ♪ 雲取山荘から下って直ぐ、大ダワへと向かう登山道が、 男坂と女坂に分かれている。 拙は何の迷いもなく男坂へ。 かなり急かと思いきや、拍子抜けするくらいに難易度は低い。 ここはアセビの群落地だね。 登山道の雰囲気が、東京と埼玉で違うように感じるのは、気のせい?? この男坂を見て、何処となく埼玉の登山道だなと感じるよ。 アッという間に大ダワに着く。 ベンチがあるのだが、周囲は樹木に囲まれ展望は望めない。 落葉すれば、いくらか視界が開けるかもね。 芋ノ木ドッケまでは平たんな登山道、さぁガンガン進むよー。 大ダワを過ぎると、雰囲気は一変し原始的な森林が広がる。 逆光なので、振り返っての撮影。 イチイかコメツガか、モミノキだろう。 山と高原地図には大ダワすぐがイチイの巨木とあるので、イチイかもね。 芋ノ木ドッケ手前は、登り応えのある急登だ。 息を整えて、雲取山荘で給水した水を飲もう。 急登をこなし、芋ノ木ドッケのある標識。 ドッケとは尖った峰を意味する。 独特な山用語だね。 芋ノ木ドッケから北西へ赤破線の難ルートへの分岐があるのだが、 地形図と現地を見比べて、どう観察してもここではないようだ。 もう少し酉谷山方面へ進み、赤破線のルートを見つけられなければ引き返そう。 そうして、赤破線ルートへの分岐が7:58に現る。 三峯口・白岩山とあり、位置的にもここが赤破線へのルート分岐だろう。 地図とコンパスを取り出し、北を確認し進行線を白岩山手前の 赤破線終了付近の方位に合わせる。 さぁ、進むべき方向をセット完了、いざっ! 赤破線ルートはこんなだ。 至る所に倒木が転がり、踏み跡なんぞ獣道に等しい。 写真は序の口で、もっと倒木の激しい薄暗い場所も。 何かが出てきそうなので、写真は撮らなかったよ。 今回だけ、カメラの露出をオーバー気味にして撮影だから、実際はもっと暗い。 倒木を大きく迂回するたび、コンパスで進行方向を確認しルート修正。 ここガスっててコンパス使いこなせないと、道迷いしやすいな。 ※コンパスの使い方を割愛しているので、各自確認を! イチイの枝をかき分け、無事に白岩山へと続く正規登山道と合流。 ただ今8:09なので、400m弱の赤破線を10分で攻略だ。 白岩山にも幾つかベンチがあるのだが、樹々に囲まれ眺望はゼロ。 ザックを下ろし、ゼリー飲料で栄養補給しよう。 白岩山は標高1921mだが、少し汗ばむね。 ベースレイヤーがジオラインのクールメッシュ長袖だが、 アウターのシャツを少しパタつかせると汗がほぼ乾く。 化繊て乾燥が早いな! さて、次のチェックポイントは白岩小屋だ。 地図に荒廃とあるが、かなりの荒れっぷりだぞ。 南側の壁なんぞ無く、小屋の中が丸見えだ。 ビバークで利用するくらいだな。 ここはテントを最大7張幕営できるとある。 西に突き出ている部分は絶景で、ここでテント泊はアリだろう。 どっしり感満載の和名倉山。 北西には両神山だ。 今年の春に、両神山にチャレンジしたんだよね、懐かしいなぁ。 ショートのふんわり女性は、あれからどんな山に登ったのだろう? また妄想が始まるぞ、アブナイあぶない💦 ここ、夜はサンセット、朝は和名倉山のモルゲンロートを拝めるかもしれないよ。 狭いから早い者勝ちだ。 この小屋から水場まで往復20分と記載だが、水場へのルートは解らず。 探し方が足りないのだろう。 恐らくは沢の水だと思う。 景色を楽しんだので、次はお清平だ。 この付近の稜線は、所々で西側の眺めが良く、気持ちの良い山歩きができる。 七ツ石山から雲取山にかけての稜線も、今日は抜群の眺望だろうなぁ。 前白岩を過ぎてやや岩が点在するが、さほど難易度は高くなく急でもない。 そうして、お清平に9:40に到着だ。 ここも樹林帯の中のベンチで、眺望は無い。 ベンチに腰掛け、地図でルートを再確認。 三峯神社まで、拙の脚なら1時間強といったところか。 雲取山登山もいよいよ終盤だな。 お清平からは危険な個所もなく、霧藻ヶ峰休憩所に到着。 10時ちょうどだ。 まだ早いのか、それとも今日は月曜だからか、営業していない。 予約をすれば10人まで利用できると、地図にはあるのだけどね。 ベンチのある北西方面が開けているよ。 ここからも両神山が臨めるね。 もっと身を乗り出しズームで。 遥か下方は三峯神社かな? 地図では500m弱高度を下げるんだ。 秩父宮様のレリーフ前を横切り、地蔵峠を三峯神社方向へ。 途中、熊倉山と思しきを写真に収める。 この山も登り応えがありそうだ。 炭窯跡の案内板。 昭和の後期まで営まれていたようだ。 そうして無事、11:09に三峯神社に下山。 雲取山と唐松尾山、笠取山をパチリ☆ 笠取山はチャレンジしたいけど、公共交通機関では遠いなぁ・・。 バスの発車時刻までかなり時間があるから、参拝していこう。 三峯神社独特の鳥居がお出迎え。 この鳥居をくぐろうと、体が硬直したという人がいるらしいがホントか? 拙は問題なくくぐれたよ。 威厳たっぷり。 折角だから、下山の無事のお礼を述べていこう。 傍らに見事なユリだ! 新潟の田舎でよく見た記憶があるよ。 西武秩父行きのバスまで、30分以上はある。 お土産物屋さん併設の飲食店で、山菜とろろ蕎麦とビールを頂こう♪ カードを使えると思いきや、アカン! ビールは1本で我慢しよう。 下山後のビールも蕎麦も適度に疲れた体には絶品、ご馳走さまでしたm(_ _)m 帰りのバスは、登山者は数人で殆どが神社の参拝客。 月曜の昼なのに席はほぼ埋まり、三峯神社の人気っぷりを感じるよ。 今回も怪我などなく、無事に帰宅できて何よりだ。 何よりも、初めての山小屋泊はこの上ない経験だね。 次のステップは、食材やバーナーを背負い避難小屋泊に挑戦しよう。 さて、次に日本百名山に登るとなると、今年10座目の記念だ。 どの山にしようか・・、そうだ、あの山にしよう! 2日目おわり 参考山岳地図 山と高原地図 雲取山・両神山 2023 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
June 26, 2024 04:37:26 PM
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