|
カテゴリ:コンサート、舞踏、オペラ
ヴァイオリニストの五嶋龍の働きかけにより、日本で初めてデビューする「アンサンブルDITTO」。
五嶋龍がニューヨークで出会ったメンバーは、今や韓国で活躍している肩書きは一流の若手音楽家です。 ピアノ、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロの四重奏。 演奏が始まると、それぞれの音楽に陶酔しているように見えましたが、互いの音を聴き、呼吸を合わせ、まるで一つの楽器のように息の合った美しく楽しい音色を響かせていました。 五嶋龍も加わり、同世代の音楽家同士の協調と信頼と尊敬が浮かび上がります。 私が注目したのは、ピアノのジヨン。 軽妙なタッチ、情緒豊かな音色、アンサンブルとしての彼の演奏にも惹かれますが、ソロも是非聴いてみたい。 今後の活動から、目が放せない音楽家集団です。 ところで、タイトルだけでなく、五嶋龍は司会も進行も、全て一人で務めていました。 DITTOのメンバーの準備が整うまでのトーク、1曲終わり、観客にその反応を尋ねる様など、最初から最後まで責任を持って、そして自信を持ってアンサンブルDITTOを日本の聴衆に紹介するその姿勢に、音楽家としての喜びが感じられました。 まだ若い彼の演奏を初めて聴いた日が思い出されます。 音楽とともに成長した彼の姿を見て、なんだか嬉しくなりました。 ※公演の詳細は、公式サイトで。 (東京国際フォーラム ホールAにて) ☆Ensemble Ditto Carnival 輸入盤 【CD】
☆【CD】五嶋龍/パガニーニアーナ
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.07.12 01:09:24
[コンサート、舞踏、オペラ] カテゴリの最新記事
|