テーマ:サッカー Jリーグ♪(3954)
カテゴリ:ガンバ大阪
昨日の試合を見ていない方々は、上のスコアを見ると
「ガンバの大勝じゃん。」 と思うかもしれないが、そうではなかった。 試合開始早々の前半3分、左CKから山口のヘッドで先制。 その1分後には、大黒へのエリア内での北本のファウルでPKを奪い、それをマグロンが冷静に決めて2-0。 これは西野のプラン通りであり、それ以上に効果を発揮していた。 5/21の俺の日記どおりの4バックで試合に臨んでくれた西野に俺自身も感謝していたし、予想的中で少し俺は浮かれていた。 しかし、この最高の4バックを神は崩しに懸かった。 勢いに乗ろうとしていたガンバに悲劇が起こった。 前半11分、神戸のCKをクリアした後の土屋のヘディングがシジと接触。 これで試合続行不可能になったシジに変わって、實好が入ってきた。 ここからガンバにとって我慢の時間が続く。 前半19分の北本のシュート、21分の藤本の直接FKを直接狙った後の土屋が詰めてのシュート。 双方ともにフィニッシュの精度に欠けていた為に点には結びつかなかったが、この時ガンバは防戦一方だった。 そして前半27分、神戸のCK。 藤本の蹴ったボールにホージェルがヘディングで合わせて2-1。 この直後の前半28分にも、藤本が渡辺を抜きさってのシュート。 これは、松代のセーブによって防がれたが危なかった。 まだまだ危険は続く。 中央突破を仕掛けた播戸に対して實好がエリア内(だったような、じゃなかったような)でのファウル。 しかし、ここは流れを完全に掴まれない為にもPKにはならず、(エリア内ではなかった)ピンチを防いだ。 ここは、本当にPKで同点にされるかどうかだったので、サポとしてもヒヤッとしたし、何よりも選手が一番ヒヤッとしただろう。 このあと、前半34分にカウンターで大黒がドリブルからシュート、飛び出したGKにあたり、それをマグロンが詰めるがオフサイド。 ここで明らかに分かったのは、ガンバは攻撃が単調なのに対し、神戸の攻撃はテンポが良いと言う事。 だが、前半終了間際からガンバに流れが傾き始める。 後半3分渡辺、10分大黒、11分には俺イチ押しの橋本のシュートで完全に流れを引き戻したかのように見えた後半12分、エリア内での児玉の小島へのバックチャージでこの日2本目のPK。 しかしここは、松代様々の顔面セーブで得点を許さなかった。 ここで思ったのが、昨日の試合のポイントは2本のPKだという事。 前半4分完全に流れを掴んでいた時に奪ったガンバのPK、そして流れを断ち切られた後、1点を追う形での神戸のPK。 これは両チームにとってまったく違う意味でのチャンスとなった。 まずガンバは、前半4分の段階で、すでに1点先取していたうえに、あの時は「これからまだまだ点が奪える!」とガンバの選手は思っていたはず。 ここでのPKは、もしこれを外したとしてもまだ選手が前を向いてプレーしていたので、そのあと点は奪えていたはず。 その上、キッカーはマグロンであったので、「PKは決めてくれる!」と俺自身そう思っていた。 対する神戸は、何度かの決定機を逃していて、そのまま流れを相手に渡してしまっていたので、神戸にとっては絶好のチャンスであり、ガンバにとっては一番の踏ん張り所でもあった。 このチャンスで蹴るのは播戸。 最近調子が上がってきたばかりの播戸には少し荷が重すぎたのかもしれない。 今年は試合出場も少なく、追いかける側としてのPKは彼にとっては、かなりの重圧だったのだろう。 結果、播戸はこれを外し、この時点での主導権を握る事は出来なかった。 このあと、後半16分CKから北本がヘディングで合わせ、シュートを放ったがそれは枠外。 しかし、この日何度かセットプレイから決定機を作られていたので、かなり集中して欲しいところだった。 この直後の後半18分、フェルと入江の交代。 もしここで、西野が現状況の打破を考えていたのなら右サイドの森岡に代えていただろう。 しかしここは無理をせず、西野は入江を投入し守備に力を入れた。シジと宮本の穴を埋めるには5バックにしないといけないと西野は思ったのだろう。 これで少しずつガンバペースとなっていった。 ガンバペースになったところでの後半27分の交代。 システムを4バックに戻す形での渡辺と森岡の交代。 個人的には、「ここからは右サイドのクロス重視か?」と思ったが、後半29分、左サイド児玉のスルーに二川が完全にフリーでのドリブルからのシュート。 敵に当たってコースがずれたので、「入らないか?」とも思ったが運良く入り3-1。 この直後、前がかりの攻撃をみせるため、後半30分レアンドロンに変わってカズを、33分には菅原に代わって薮田と立て続けに交代枠を使うハシェック。 しかし、これが裏目に出たのか後半36分、途中交代の森岡が今シーズン初得点で4-1と突き放す。 このまま終われない神戸は、後半42分、薮田のゴールで4-2と2点差にするが、異例のロス5分の間に遠藤、大黒と2連続ゴールで6-2とされる。 最後は、またもガンバのエリア内ファウルでPK。 それをカズが決め6-3で試合終了。 結果的にみると、昨日は神戸の決定力の無さに救われたゲームだった。 ナビスコカップについて ガンバは次の2試合、とりあえず2連勝しないと予選突破は難しいと思います。 シジの怪我とガンバは遠藤・宮本の、ジュビロは田中・藤田・福西・西の代表遠征の中でのNC、果たしてガンバはジュビロ相手に2連勝できるのか? 主力陣の欠け方はほぼ一緒の中での2試合。 ジュビロは若手が活躍する中で、ガンバは遠藤の代わりに山口がボランチにまわるであろうから、實好・木場のベテランセンターコンビがいかに発揮するかが問題だ。 NCについての批評などは、明日以降に書きます。 お楽しみに! ――――――――――――――――――――――――――――――――― キリ番更新しました。 1100番を踏んでいかれたのは「cavalier0703」さんでした。 次のキリ番は1111番です。 お楽しみに! ――――――――――――――――――――――――――――――――― 1111番を踏んでいかれたのは「山鯨富士夫」さんでした。 次のキリ番は1200番です。 お楽しみに! ――――――――――――――――――――――――――――――――― 1200番を踏んでいかれたのは「漬けマツ」さんでした。 次のキリ番は1234番です。 お楽しみに! ――――――――――――――――――――――――――――――――― 1234番は俺が踏んでしまいました。(涙 次のキリ番は1300番です。 お楽しみに! ――――――――――――――――――――――――――――――――― 1300番は「ゲスト」さんでした。 次のキリ番は1400番です。 お楽しみに! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 23, 2004 06:58:27 PM
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