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カテゴリ:ニュース批評等
中国より日本のニュースを見て
日本で、ラ○ブドア問題で大騒ぎになっているが、アメリカでも似たような事件は何件も起きているので、 同じ事ってどこでも起きるのだなと思った。今回は、余り驚かなかった。市場は、想像以上に混乱。これには驚き。 問題だった場合は、経営者はもちろんだが、会計監査も同等に責任が重いと思う。アメリカではアーサーアンダーセンが潰れた位だから。 会計監査は、口の小さい所には厳しくしっかりやるが、口の大きい所には主要客が減るので強気に出れない特性がある。 今回もそうだろうな。別監査法人だが、同窓生の公認会計士も、この点以前苦しい話をしていたのを覚えている。 一方、中国の場合は、更に根は深いと思う。大体、中国一般の公認会計士の水準とその監査能力+癒着は先進国の比ではないので、 情報開示の内容にまずどこの事務所が監査しているか認識しないと、自らの身を切って投資なんてできない。 実際に、中国の会計士と何人かに話してみると、その水準が良く判る。 また、中国の上場会社の会社に足を運んで経営者と話をしてみたが、個人的にはなかなか考え方が面白くて商売としては手を出せない。 実際に、会社見られたら本当に面白いですよ。きっと私が運営すれば、ある意味中国経営者ほど収益は上げられないな。 まともに捨てるものが多いから。きっと、中国上場会社だと、駄目運営者です。(笑) 今の所、好きな会社が無いので中国株は買っていない。輸出系で収益上げているほうが、まだ良いとは思う。 金融は、いずれ波が出てくると思う。市場の意思だけで動かない部分があるので。 個人的には、短期投機目的でなく、中長期ホルダーを目指しているのでどこでも株を買うときは、好きな会社を探すのにはじっくり時間をかける。 日本の企業も、この数年ある意味投資家の目を引く為に中国を利用している場合もある。 日本から当地に来た、ある新興市場の上場企業社長と会った事があるが、簡単な商談と政府の説明会に出ただけだったが、 その会社のHP観ると非常に力を入れている事が書いてある。本当かな~ 結局、BRICs含め、皆大市場中国、コスト拠点中国を訴える事で、投資家の目を引こうとする。収益性以上に、成長性を売り込むのには使えるから。 確かに、事業を行っている事は認めるが、中身がついていないように感じる。書き方一つで、受け止め方も大きく変わる。 ディスクロージャしすぎると、業務の戦略含め阻害要因になることもあるが、そのバランスが非常に難しいのと、逆に利用する人も いるんだなと感じた。 金融のプロではないので、純粋にその会社の本当の株式の価値なんて確実には理解できないが、日本企業の収益率やキャッシュフローの流れは もったい無い構図が多いので、経営・内部統制部分をしっかりすれば、まだまだ収益回復する企業・業界はゴロゴロしていると思う。 端的には、売上げ欲しさの、中途半端な無駄な多角化には反対だ。キャッシュの流れを見れば良く判る。 また、製造業は、経営面では展開が狭義で相当手付かずだなと思う。企業間取引部分に課題は多い。 個人的には、恐らくこれからの製造業各業界の流れは「協業」だろうと予測するが、協業では収益を上げるのに根本的な問題が残る。 何より、意思決定に問題が大きすぎる。この、意思決定に際して、製造業の場合は金融や流通の人ではそう簡単にできないので構造の切り替えが 難しい所かもしれない。 でも、日本の製造業は、年功と就業時間の長さと団結力で収益を上げる軍隊式なので、同一社内での引き上げはまずムリだろうから、 結局専門外の人が入らないと駄目なのも現状か。難しい所ですね。 理想は、関連業界間の狭義なまとまりではなく、関連多業界間の末広がりなまとまりだとはずっと認識している。 その方が、各カテゴリーでの連携展開と成長性展開が望めるから。 リーダーでもニッチでも、市場の規模と成長性のバランスを見た取り込み判断が大切なのだと思う。それこそ、経営者の力であり、必要とされるスキル。 いずれは、主に外資株主の影響でその様にはなるだろうとは予測している。海外はそれが普通だから。 先ずは、これから経営者になられる団塊、団塊前世代の人の頭の柔軟さに期待。目標とできる、面白い人いないかな? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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