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カテゴリ:OLさんの生活
年末年始って、小さいころはもっと重要なものであった。
学校はたしか25日から7日位までお休みであるから、味わい期間も長い。 (家族全員、いつもとは意気込みが違う大掃除。 普段手伝わないガラス拭きとか、障子張り。 父がする換気扇掃除。 母が作るお節料理の湯気。 家族揃って紅白観ながら、年越しソバをすすり デザートの温州みかんをぽりぽり食べていると、遠くから除夜の鐘の響き・・・・・ごおぅぉぅぉぅぉぅぉぉぉん) NHKの画面に映る、丸い文字盤の0:00の時報を確認すると、 まるで、1秒前とは別の自分に生まれ変わったようなすがすがしさを味わったものだ・・・。 ・・・・打って変わって。 今回の年末年始は、31日まで年賀状の作成に追われ ポストまで投函しにいく途中で、除夜の鐘を聞いた。 うーん、あの頃と比べると、年明けと普段との差別化が、なってないね。心の中で。 何で? 「だいたい、リードタイム(休暇)が短くて、年末を味わうヒマがないのよ。」 「新年が来たって、やらねばならない事の量はリセットされる訳じゃないし・・・。」 ・・・ふと、読書家の私が幼少のみぎり読破した「日本の伝記シリーズ 一休」で、 一休さんが 杖の先にしゃれこうべを挿したのを持って、おめでたい元旦に村中を練り歩き 顰蹙を買い村人に石を投げられた、というお話しを思い出したのである。 『お正月がなんじゃ、浮かれおって。 確実に一つ年を取り確実に死に近づいているだけなのじゃ』 みたいな教えが、確か・・・・あったような。 幼少時のいたいけな私には、しゃれこうべだけが強烈で、意味なんてサッパリ分からなかったが 今になると少し理解できるかな。 年が代わって、いい事がありますようにと皆祈るけど 結局自分で何か起こさない限り 祈るだけではいい事はやってこないもんねえ・・・・・ そんな感じで、年末年始はまあこれでいいのだ、ということがわかった。 ●今年のコシヒカリのキーワード発表!! 磨く シンプル このふたつを壁に貼って、2007年も猪突猛進する所存でございます! 何卒よろしくお願いいたします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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