カテゴリ:日々の出来事・想い
ふと、大工としてではなくアドバイザーやコーディネーターとして 行動しようと決めたときの事を思い出しました。 その頃思っていたのは、 『同年代の熱い想いを持った大工は自分に周りに数名いるから、 本来の大工としての技能を未来へ伝えながら、実際に仕事を創る人が必要なのでは』 きれいにまとめるとこんな感じです。 もともと、家を造ってしまうと住まい手とほとんど関わる事のない そんな家づくりの流れにものすごく違和感を感じていて、 家が出来てから一緒に成長していく部分に関わりたいと思ってました。 『大工が通信なんか書いてどうするんね』 『えぇけん現場に出え』 『こいつは金槌を持たない大工じゃけんのぉ。大工が金槌持たんでどうするんね』 『ちゃんと仕事せぇ』 『お前の仕事はなんなんね』 『金にならんことさすな言うてみんなが言ようるわ』 大工の修行を途中で辞めたという事は事実です。 『途中で投げ出した』と受け止めた人も少なくないかも。 でもそれはきちんと自分の中に理由があったから。 今も周りから見るととっても中途半端な状態なんだろうけど、 『両立した状態で新境地を拓くなんて、それこそ中途半端』 そういう理由から現場を離れました。 それに周りの人の言う仕事と、僕の思う仕事って違うんだろうな。 自分にとって仕事とは、生きる為に必要なこと。 その中に、食べていくためのライスワークと、生きていく為のライフワーク が存在してると自分では思っています。 当時はわからなかったけど、こんなこと思っている訳だから、 今考えてみると、非難中傷なんて当然の結果ですね。 心から心配してくれる方々がほんとたくさんいて、 結果的に僕はずっと試されていた訳で。 他の人に出来る事は人にやってもらえば良い。 自分は自分にしか出来ない事を見つけ出し、それを実行したい。 だからこそ大工とか建築とか、既存の枠にはめてしまいたくないんです。 しつこく何年も探し続けて、でもまだ伝えきれなくて。 大切な仲間に金銭的にも精神的にも迷惑をかけて、 死んでしまいたいほど情けない気持ちになりながら、 それでやっと手に入れた本質的な事柄たち。 それを活かすも殺すも自分次第。 だからこそ冷静に、事実を事実として受け止めながら、 過去に感謝し、未来を心に留め、今を一生懸命輝かせる。 すべての事柄は繋がっている。 ほんとそうみたいですね。 いつも応援ありがとうございます。 ↓今日もクリックよろしくお願いします twitterもやってます。 @COBAKEN_LIFE フォローしちゃって下さい! *************************************************************************** 今後開催予定のワークショップやイベント案内 ◆5月中旬 19:00~21:00 コミュニケーション力向上ワークショップ『ココロをツナゲル』 参加費 1,500円 お申込・お問い合わせはこちらから ◆4月以降のイベントカレンダー ◆メルマガ こば建の『幸せになるための“きっかけ”になりそうなメール』 読んでみたいなって方はこちらから ⇒ メルマガ登録 *************************************************************************** お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 21, 2010 11:46:36 AM
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