「太郎とさくら」
太郎とさくら (一般書) [ 小野寺史宜 ]サラリーマン丸山太郎と異父姉さくらのほのぼのするお話主人公太郎はぽや~んと生きている呑気な人ですね確かに大きな失敗や大きな罪を犯しているわけではないですが物事をぼんやりと軽く考えている所に少しモヤッとします6歳年上とはいえ異父姉さくらさんはしっかりしていますけど自宅通勤なら「両親に学費を返す」「食費を入れる」これは当たり前ですね「弟の将来の進路を想定して自分の就職を考える」「うらぶれた実父にこっそり送金する」ここまでするとできすぎたお姉さんですねそういうさくらお姉さんだからこそのほほん太郎を微笑んで見守れるんですねほのぼのしたお話にまとまっています