「花葬」
花葬 [ 悠木 シュン ]五人の男女の恋愛と精神の均衡崩壊?の連作短編集 全5章最終章の後半まで「何かが足りない」人「何かが壊れている」人の周囲にいる人達も少しずつ壊れてゆくというお話なんだなと陰鬱で重苦しい気分読んでいましたが・・・最終章の後半で「精神的な脆さ」をコントロールできない人に対する自分の偏見に気付かされ愕然としました恋のアンコントロールを「恋に落ちる」というのですかねスカリフィケーション(皮膚に深い傷をつけそのケロイドで絵を描く)は、理解したくありませんが忘れたくない事を痛みなどの感覚で手放さないようにしたいという気持ちは理解できます自分は痛み以外の方法を模索したいですね他人からよく見える場所に痛々しく自傷をくりかえす友人がいますかまってちゃんでこまったちゃんです