ひとり息子の躾?
10年来の家族と車中を一緒にした。ひとり息子は小学生卒業である。こ~~~~んなちっちゃい時から友達だよねぇ~、(指で3cmくらいの長さをみせながら・・・)なんて話ながら、最近の小学生の遊びについてゆけない思いをごまかした。カードで戦闘するルールもわからない・・・・結局、カードアテなどとダジャレなどで遊んでもらった(笑)。おとうさんがキツイ。否定的な言葉で子供に接しているのは聞くに耐えられなかった。根はほんとに好い人なのに、日ごろの仕事のストレスなのか、カワイイ息子に対して愛しているのはわかるのだが、言葉が痛かった。息子は慣れたもんで、返事もするし、反発口調でも、父の言に素直であった。おかあさん、も、皮肉を言う。他人の私が痛くても、家族の会話なのだろう。笑って会話は進んでいる。そう、両親とも、ひとり息子を愛している、とわかるのだから、言葉はキツクてもいいのかもしれない。息子もわかっているから、素直なんだろう。正観さんの新刊「天才たちの共通項」~子育てしない子育て論~から子供を丸ごと受け入れて、決して否定しない。子供が夢中になっていることを十分やらせる。あなたには素晴らしい力があるということを子供に伝え続ける。とある。この一家の家族の対話は案外、子供をちゃんと受け入れて、やらせているし、おまえが好きだよ、素晴らしい力があるんだから、ということを子供に言い続けていたように感じた。彼の10年後、20年後が楽しみ。