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COCO的国際結婚生活

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Jun 9, 2007
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カテゴリ:会社の話

前回の日記を書く前もそうなのだけれど、

暫く日記を書かないと、メールを下さったり、電話をくださったり、

沢山の方が心配してくれて、そんな風に私の事を心に留めてくださること

本当に感謝しています。



皆さんの所にもなかなか伺えずにごめんなさい。m(_ _)m



面白いのが、高校時代の友人達も

「COCO 最近日記書いてないけど、元気にしてるの?」と、

このブログを目安にしていたこと。 



なんだか笑える大笑い



さて、ここのところなかなか更新できないのは、ただただ忙しいだけで、

元気にやっています。(疲れきってはいますが。。。ほえー

気に掛けてくださってありがとうございます。



落ち着きましたら、必ずお返事を書きますので、

暫くお待ちくださいませ。m(_ _)m





先月やっと私の後任者(Tさん)が採用され、

それからずっと引継ぎをしている。

実はこの後任者が決まるまでの過程もかな~り大変だった。



何人も面接をし、Tさんの前にも一度決まりかけたのだが、

結局 最終面接でお断りすることになったり。。。わからん



しかし時間をかけただけあって、素晴らしい経歴の方が採用された。



仕事のついでに私の退任のご挨拶と引継ぎとで取引先回りをしている。



ただの秘書である私が辞めるのにいちいち挨拶など

必要ないのではないかと思っていたのだが、

取引先の社長さん方とも友好的にお付き合いをさせて頂いていたので、

「挨拶はした方がいい」と社長が言い、仕事を兼ねながら回っている。



先々週までは国内の州をあちこち訪問していたが、先週からはカナダ中心。



アメリカ国内も広いが、同じようにカナダも広くて、

バンクーバーまで行くと往路だけで半日を使ってしまう。



しかしそれはまだ泊まりなので体力的にはいいのだが、

辛いのは トロントへの日帰り出張をした翌日(これは飛行機)、

今度は車で国内の取引先を回りながらカナダの国境付近の

取引先まで行くという強靭スケジュール。



そしてその日もまた日帰りとなる。



ホテルに泊まってもいいのだけれど、

私、社長、Tさん、3人とも自宅に帰りたい派なのでついつい無理をしてしまう。



しかし先日、朝7時に家を出て、帰宅したのが夜中の12時を過ぎていた時は

Tさんと2人で「ホテルに泊まればよかったね~」と後悔。。。ほえー



社長は「自分が若い頃はこんなのは序の口で、

今でも日本の本社ではこれくらい普通のことだ」

なんて偉そうに言っているが、

疲れきっている私とTさんは

「So What???」と小さく二人で囁き合っている。。。。。ふふふ。。。



さて そのTさん、この業界にも長く、

通訳を専門としてきた方なので、無駄の無い簡潔な訳をなさる。



初めの頃、「ほほう、これがプロの通訳の仕事なのだなあ」

と感心する私とは裏腹に社長達の顔は渋かった。



私が聞く限り、彼女の訳は完璧なのだが、

社長たち曰く、『人間味』が無いらしい。



確かにTさんの訳は英語にしても日本語しても

相手が言っている事を事務的にただそのままつらつらと訳している感はある。



しかし本来通訳というのはそういうもの。

あくまでも2つの言語の媒介役にしかすぎないのだから、

そこに個人の感情を挟まないことこそプロなのだと思う。



そういう意味では私は通訳失格だ。



私は社外でのプレゼンや会議では上記のように徹していたが、

社内会議においては、時折自分の采配によって

微妙に言い方を変えることがある。



伝えなければならないポイントはもちろん外さないが、

これをそのまま訳してしまうとその場がさらに

ヒートアップしてしまうと判断した場合、

意味は同じでも婉曲に言ったり、

できるだけ相手のプライドを傷つけないような言い方を心掛けてきた。



以前、うちのカナダ支社の社長が来て会議を行った時のこと、

意見の違いで感情的になった彼は、うちのP副社長につい

「I’m not asking. This is an order. Just do it.」と言ってしまった。



その場はシーンと静まり返り、P副社長の顔色が変わった。



その社長は日本語で言うところの

「これは業務命令なんだから黙ってやりなさい。」

くらいの意味合いで言ったらしいのだが、

それをそのまま英語にしてしまうと日本語よりもきつい印象となってしまう。



関係がうまくいっている間はいいが、そうでなくなった場合、

このような些細なことでも後に問題になる場合があるので

TOPがうかつなことを言ってはいけないのだ。



私は僭越ではあると思ったが、会議の後でその社長に

「必ず通訳の私を通して発言なさってください。」とお願いした。



何か大きな問題になったとき、社長の口から出たものは取り消しがきかない。



しかし、私を通して問題が起こった時は、

最悪でも私が切られればいいだけのことなのだ。



社長の本意はそうではなく、私の訳し方が間違いだったとすればいい。



私はずっとそう思いながらこの仕事をやってきた。



この私の考えは、今まで一度も言ったことはなかったが、

今回のこの事件で初めて口にした。



「そんな考えで仕事に取り組んでくれていたんだなあ。。。。」

とか、他にも色々な言葉で賞賛される中、



「ありがとうございます。でもこれって この仕事を

一生やっていこうと思っていたら出てこない考えですよねぇ。

だからあまり褒められたものではありませんね・・・・」

などと可愛くないことを言ってしまう私。しょんぼり



私は手放しで褒められると必要以上に照れてしまい、

自分で自分を貶すことを言ってしまう癖がある。



これでは褒めた方も

「素直じゃなくて可愛い気のない女だな」と感じることだろう。



ただ、社長やずっと一緒にやってきた駐在員の方などは

私のそんな性格もよく把握してくれていて

「そんな照れなくていいじゃないかうっしっし」と更に褒めまくる。

(↑これは意地悪でわざとしているのだが。。。笑)



私の以前の職場の学部長もそんな感じの人だった。



私は本当に上司や周りの仲間にいつも恵まれていたなあと思う。



さて Tさんに話を戻すが、彼女は私よりも年上で、

通訳としてのキャリアもずっとあるのに、

今までの自分流を捨て、私のやり方を学ぼうとしてくれている。



もちろん初めはかなりの抵抗があったことだろう。 



今までやってきたことへのプライドもあるし、

長年持ち続けたポリシーも崩さなければならない。



それでも『今何が必要とされているのか』を認識し、

虚心坦懐に対応するTさんを私は尊敬する。



きっとすぐに社長たちが言う所の

『人間味ある通訳』
となられることだろう。



実はうちで大規模な経営改革があり、

それが落ち着くまでHRのお手伝いを少しだけすることになった。



私はフルタイムの学生となるのだが、

日によっては1クラスだけの日などもあるので

その日だけ数時間出勤し、あとは自宅でという形。



そんなに長い間では無いと思うし、仕事はパートタイムとなるので、

無理だと感じた時はすぐに辞めさせてもらうという条件でお受けした。



カルヴィンもフルタイムで学生をしながら、

週1回 裁判所で仕事をしているので、

私もやってできないことはないだろうと思うのだが。。。。。 



甘いかしら???



まあ、やらないで投げ出すのはよくないものね。 

やれるだけやってみます。スマイル

必要としてくださるって、本当に嬉しいことだもの♪



会社で第一線で働くのももう少し。

悔いの無いように頑張ろうと思う。




あ そうそう、前回の日記のトニーとベッキーですが、

お互いに気に入って、いい感じにデートが続いているようです♪

七味ちゃんたちみたいに、会った翌日に結婚は決まりませんでしたが。。。スマイル



彼女達に進展があったら、またお知らせしますね~♪












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Last updated  Jun 9, 2007 01:20:09 PM
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