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2006年11月12日
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夏目友人帳(第1巻) 夏目友人帳(第2巻) 夏目友人帳(第1巻) 夏目友人帳(第2巻)
「妖怪が見える」という秘密を抱えた孤独な少年・夏目。強力な妖力を持っていた祖母・レイコの遺品である「友人帳」を手にして以来、妖怪たちから追われる羽目に!! 祖母が妖怪たちと交わした「契約」をめぐって、用心棒・ニャンコ先生とともに忙しい日々を送ることになった夏目は…!? あやかし契約奇談!(説明より)

ちょっと前の朝日新聞の日曜の読書欄で紹介されていて気になっていた本。

出てくる妖怪たちや話がとっても好みで、たまらなくなってしまいました。
特に、ほこらの神様と、旧校舎の神様のお話・それと燕のお話は・・・なんだろう、人と人ざるものの悲しい距離に涙が止まりませんでした。
妖怪(神様)がどんなに思っても、人からは見えなくて。
そこにいるのに、気づかれない、通じ合えない。
だから、そこで満足するだけで、見返りを期待してはいけないんですよね。寂しいな。

ああ、なにが書きたいんだろう私。
とりあえず久々に大泣きした。
(こんな話が作りたい・・・)

マンホール(1) マンホール(2) マンホール(1) マンホール(2)
新種フィラリアを植え込まれた「感染者」がマンホールから放たれた。
つぎつぎと被害は拡大。やがて明らかになる恐ろしい計画!

じつは完結の3巻を読んでないので今書くべきか微妙なかんじなんですが・・・。
コマが迫力あって本当に気持ち悪い~~
謎の人物(写真家)の存在と彼の実験とかは別として、ストーリーの進み方とかはなんか篠田節子さんのパニックホラーを思い出した。
なんか、不思議と切ないとこもあって、ただのホラーで終わらないとこがいいな。
これまた出会えて感謝な本!

Samurai deeper Kyo(38) Samurai deeper Kyo(38)

いよいよ完結。長かった~(っていうか読むの遅いぜ;)
戦闘はもうなにがなんだかなのですが、よくあることなのでその辺は置いといて。
途中途中に熱いセリフが結構あってちょっと恥ずかしかったりもしましたが、満足のいく終わりでよかったよかった。
壬生の件が終わっても、みんなが相変わらずなのがなんかいい感じで、ほろりときちゃいました。
真田さんとかはまだ天下統一に色々あるだろうけど、とりあえず大団円きらきら
次回はどんなの描かれるのかな~

Vassalord.(1) Vassalord.(1)

ちょっと危険な香りのヴァンパイア物語。
主人公は神に仕える、十字架も日光も平気な異例のヴァンパイアでありハンター。
そんな堅物の彼の「マスター」はおちゃらけた強大な力を持つヴァンパイア。
優等生風と遊び人おじ様のやりとり、ピスメに続きなんとも乙女心鷲掴みなビジュアルにまさしく垂涎!!
でも、良いのは見た目だけじゃないんです!
日光で灰になってしまうとか、蝙蝠になるとか、初めての部屋には招かれないと入れないとか、そんな吸血鬼もののお約束がどっさりなのがもう!!

コミック(な行)クリムゾンクロス~死が二人を分かつまで~ クリムゾンクロス
「そう―追うがいい。私を憎んで。死が二人を分かつまで」
嘲笑に歪んだ唇から、真珠色の牙が除く。
血に塗れた牙から真紅の雫が滴り、カールの額に血の洗礼を施す。

幼いカールが、ヘルシングになって初めて見たのは、その光景だった。
そのとき逃した、旧く禍々しき吸血鬼(ヴァンパイア)、名はエリオット。
彼を追い、倒すことだけがカールの願いだった。
しかし永遠の命に倦んだエリオットは、残酷な遊戯をカールに仕掛ける。
ねぎししょうこが描く、ノイエ・ヴァンピリズム・レジェンド!!


上に同じくこちらもヴァンパイア。
さらに同じく神を信仰する主人公はヴァンパイアでありハンター。
宿敵は彼を吸血鬼にした「マスター」。
・・・でも、こっちには笑いはかけらもないのです。
「カフェ吉」のように、美形満載で萌え萌えな展開を予想してしまったらあら悲惨。
美形は多いですが、でも暗い・・・
長い時を生きる、不死といってもいいほど力を持ったヴァンパイアの、倦怠感が痛々しいです。
花嫁にと吸血鬼に育てられた過去を持つ少女が出てくるのですが、
記憶の吸血鬼を求め、愛をこう少女に対し
結局吸血鬼にとっては何の意味も感慨もない出来事だったんですね・・・。

永遠の存在と人間の恋物語ってすごく好きなんですが、残された人外たちもいつかこんな風になるのかなぁとか思うとたまらない。





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最終更新日  2008年02月29日 15時12分51秒
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