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2008年01月06日
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虫歯で命を失うこともあった江戸時代、庶民たちに歯の大切さを説き、
虫歯で悩む者たちを長崎仕込みの知識で次々と救う口中医・藤屋桂助。
その幼なじみで薬草の知識を持つ志保と、
江戸の歯ブラシ・房楊枝職人の鋼次は、ともに力を合わせる若き仲間同士である。
しかし、桂助のまわりでは謎の事件が次々と起こり、
得体の知れない大きな流れに巻き込まれていく。
大奥まで巻き込んで続発する事件の真相とは…。口中医桂助事件帖シリーズ第一作。


和田さんは現代舞台のホラー文庫の殺人事件やら怨霊ものやらのイメージが強かったので、
これを知ってちょっとびっくり。だって時代ものですよ。
どんなもんじゃいと読んでみましたら、あらあら、
これの方が今まで読んだシリーズより面白いじゃないですか!

主人公の桂助はお金よりも人々の健康を、と腕を振るう素敵な口中医。
彼の頭は常に人々が正しい知識を持ち、よい歯ですごすことでいっぱいだから、
江戸時代の人々の「歯」にまつわる生活事情もふんだんに描かれていて、
その辺が面白く思えたらもうどんどん読み進められます。

時代が時代で、桂助が長崎の大店の息子ということで、
「タルタ」(タルト)や「クウク」(クッキー)などのお菓子も
描かれているのですが、これらもまた美味しそうなのです♪

目次も見ずに読み始め、しばらくするとあっさり終わって次の話が。
それで短編だと気づくのですが、本の最後まで読んでいくと
実は個別に見えた各々の事件がぜーんぶ繋がっているのです。

なので、なにはともあれお読みになられたら、まずはぜひとも最後までどうぞ。



シリーズ6冊
手鞠花おゆう花びら葵
葉桜慕情すみれ便り想いやなぎ





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最終更新日  2009年01月08日 09時45分10秒
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