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2008年12月10日
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神獣を身体に宿すように神に選ばれた者「獣飼」と
契約者・病種体たちの絆を描く物語、ついに単行本化!


表紙のお兄さんではなく、
男子学生2人の学校内での話から始まってちょっとびっくりしていたら、
どうやら位置的には導入編がそれだったらしく、
続いては「獣飼」たちの長を務める表紙のお兄さんたちの話でした。

なんと言っても、絵が綺麗でした。話も丁寧で、安定しています^^
なので、伏線が多かったり、システム自体や各々の存在の位置が??でも十分楽しめました。

そう、きっとまだまだ続く物語だったのでしょう。かなり謎が多いのです。
「獣飼」というものと、「ドナー」の具体的な関係や、
名前だけ出てきた「高天原」とは、とか、
「獣飼」たちは山で集落を作っているようなのですが、
導入に出てきた「銀狼」の獣飼の少年はその山に属さないようで、
属さない獣飼はどういうものなんだろう・・・とか。

読者が物語の初めから最後までをおうのではなく、
大きな物語の一部を切り取り見ているような作品でした。
でも先にも書きましたが、とても丁寧で安定しているし、話自体も切りがついているので、
これ1冊だけですが不完全燃焼でもやもやが残るという気はしませんでした^^

できれば・・・続編が出て欲しいな~。

そんなに感情移入したり、とっても感動したり、ということはありませんでしたが、
なかなか面白く「良作^^」な作品でした。


 





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最終更新日  2009年09月08日 21時40分24秒
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